イニエスタ×投資×地域振興
こんにちは。
サッカーのアンドレス・イニエスタ選手は、世界の誰もが認めるスーパースターです。
しかも先日の会見で、「選手としてのキャリアを、ここ(神戸)で最後まで続けていきたい」と宣言してくれて嬉しい限りです。
そのイニエスタが6、7歳のときに、キャプテン翼を見ていたと聞くと、とても親近感がわきますよね。
イニエスタはフエンテアルビージャという人口2000人ほどの小さな村に住んでいました。祖父の代からブドウ農家だったイニエスタの家族は、将来はワイナリーを持ちたいという夢を抱いていました。
2002年のシーズンに、イニエスタがFCバルセロナのトップチームでデビューしたときに、高級車やブランドの服を買うのではなく、畑の購入資金を祖父にプレゼントしました。それからも少しずつ畑を買い増していったのです。
そして、ワールドカップ南アフリカ大会の決勝戦で、決勝ゴールを決めた2010年に、ワイナリーの設立という夢も叶えました。
また2011年ごろから地元で資金難に陥っていたクラブチーム「アルバセテ・バロンピエ」に投資し、2012-2013年のシーズンにクラブが選手の給料を支払えず、罰則規定により降格の危機に陥っていたときには、イニエスタが個人資産で給料を支払ってチームを降格の危機から救っています。クラブ経営以外にも、地元でレストランを経営することで、雇用や観光客誘致など経済効果をも生んでいます。
2018年にイニエスタは、22年在籍したバルセロナからヴィッセル神戸に移籍しました。選手として活躍する傍ら、自らが所有する「ボデガ・イニエスタ」で作られたワインの販売も好調のようです。
ボデガ・イニエスタは楽天市場で買えるのでうれしい限りです。
そう、イニエスタはサッカー選手としても一流ですが、ビジネスマンとしても一流なのですね。自らの活躍がワインの宣伝につなっていることがよくわかりました。
では、また。
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