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ホリエモン式飲食店経営

こんにちは。

 「退職後は、カフェを経営してゆったり暮らしてみたい」。このような夢を描いたことがある人は、少なくないかと思います。実際に飲食店を経営しようとした場合には、どんな問題が待ち受けているのでしょうか。この点をシュミレーションしておくことは、実際に経営しなくても自分の人生にとっって非常に有意義だと思いましたので、以下の著書を試しに読んでみました。

また、以下の動画でも詳しく紹介されています。

 結論から言うと、「定年後は喫茶店でも開いて悠々と暮らそう」と考えると、地獄を見るということがよくわかりました。

 それ以外に、目にとまったのは、従業員のSNSのフォロワーを活用していることでした。これまでの発想では、従業員は店長の指示どおり働くというものでしたが、お店の広報のために従業員がもつ無形資産(フォロワー)まで使い倒すことがあるというのです。裏を返すと、従業員は無形資産の利用について対価を要求できる可能性もあり、以前に比べて立場が強くなっているとも言えるのではないでしょうか。

 また、経営者に必要なのは、人のアドバイスを聞ける「素直さ」とやってみる「行動力」だとも書かれています。何も変わらない組織が多い中で、「変化を恐れないこと」、「動き続けること」が、経営にとってアドバンテージになるということを改めて再認識することができました。

 最後に堀江さんの講演で

飲食業界でいうなら職人の修行制度が最も悪い!情報はネットに落ちてるし技術はテクノロジーでいくらでも補えるんだ。10年皿洗いで低賃金なんてバカげたことはすぐやめるべきだね!(131頁)

 情報が瞬時に共有される時代においては、師匠の下で長期間にわたって見習いをすること自体が時代遅れになっているのかもしれません。教育業界で10年後も生き残っていくことを考える上で、飲食業界の話はとても参考となると感じました。

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