お金と幸せのゴールデンルール
こんにちは。
ジョージ・S・クレイソンの『バビロン大富豪の教え』の漫画版を読んで、改めて感じたことについて書きたいと思います。
すでにこの名著については多くの解説動画があります。
なんといっても、バビロンの大富豪アルカドが「知識の前ではみな平等!それがバビロニアの教えだ」と豪語するところが、とにかくかっこいいのです。
そのアルカドが、シンプルかつ本質的な問いを投げかけます。「お金持ちとはなんぞや?」と。
私は心の中で「お、お金をたくさん持っている人が金持ち?・・・・」と答えてしまいました。しかし、アルカドは「それは違う。お金を増やす方法を知っている人がお金持ちなのだ」と言うのです。
ここでポイントなのが「知っている」ということ。お金は使ってしまうと無くなってしまうが、お金を増やす知識は無くならないのです。
再度、アルカドは「大金」と「お金を稼ぐ知恵」のどちらか欲しいものを与えると言うので、私は迷いなく「お金を稼ぐ知恵」を選びました。
その上で、アルカドは「黄金を増やす7つの道具」を教えてくれます。
1 収入の10分の1を貯金せよ(収入の10%は無かったものと思え)
2 欲望に優先順位をつけよ(収入の10分の9で暮らせ)
3 蓄えた金を働かせよ(投資をして増やせ)
4 危険や天敵から金を堅守せよ
5 より良きところに住め
6 今日から未来の生活に備えよ(保険について理解せよ)
7 自分こそ最大の資本とせよ(行動した人間に女神は微笑む)
そうか、生涯で稼ぐお金が2億5000万円だとすると、収入の10分の1を貯金しておけば2500万円は貯まるということなのか。
4については、ふむふむ、法律を学ぶことである程度のディフェンス力を身につけることができるだろうなあ。
ん? 5についてはどのように理解すればいいんだろうか。
素直に理解すると、豪邸に住めということになりそうですが、おそらく高い家を買えと言っているわけではないと推測できます。持ち家=負債という考え方もあるからね。
5について、アルカドは「心を豊かにするための投資だと思え」というのです。その例として、子どもが庭で遊ぶ、妻がブドウやイチジクを庭で育てる、家から職場までが近い、ということが良きところだというのです。
これって、もしかして!
「家族との時間を大事にしろっ!」、「幸せを感じろ」ってことなのか!
確かに、有り余るお金があっても、おいしいものを食べ続けても、月に旅行できたとしても、一緒に喜びを分ちあえる人がいないと、嬉しくもないんじゃないだろうか。
つまり、お金があればあるほど幸せになれるのではなく、人とのつながりを持たなければ幸せを実感することができないということを、4000年の時を経てアルカドが教えてくれているのだと感じました。
改めて、家族には感謝したいです。7のすぐに行動することが大事だというアルカドの教えを守り、秒で動きたいと思います。
では、今日はこの辺で。また。
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