2週間の南米旅行 - 前編: イグアスの滝観光とトラブル対応 -
どうも、Kamackです。
前回の記事に続いて、南米旅行の記事をお届けします。前回の記事はこちら。
3日目(12月18日)イグアスの滝
朝6時に起き、ホテルの中を探索。古い建物ですが、非常にきれいです。
中庭もあります。
ビリヤードができる場所もあります。
ロビーもきれい。
ホテルの外観は女性受けしそうなかわいらしい感じで、妻も喜んでいました。今のところ良いホテルで南米の危険さを感じさせないという観点で作戦勝ちです。
イグアスの滝のブラジル側は朝9時にオープンするのですが、このホテルに宿泊している人だけはいつでもイグアスの滝に行くことが許可されており、ホテルの人にはチェックイン時に、朝9時のオープン前に行くことを推奨されていました。理由は単純で、ホテルの宿泊者しかその時間はいないので、公園内が空いているという事。
という事で、私たちも朝7時半ころから公園に繰り出しました。
徒歩たった5分くらいで、このような美しい光景に出会います。
自然が大好きな自分にはたまらない光景。
ブラジル側はこのように俯瞰的にイグアスの滝が見れます。迫力は断然アルゼンチン側なのですが、きれいに写真が撮れるのはブラジル側かもしれません。
通常では観光客でごった返すこの場所も、ホテル宿泊者特権でガラガラです。
という感じで、イグアスの滝を独り占めした感覚を味わえるのがこのBelmond Hotel das Cataratasに宿泊した特権です。
1時間くらいのんびり観光したのちにホテルに戻ってきます。
クリスマスの時期だけあって、クリスマス風に飾られた部屋がとてもきれいです。
朝食会場は上記プールの先に見える建物です。
本当にきれいなホテルで、朝食会場も素敵でした。
朝食の種類が豊富でめちゃくちゃ美味しい!昨日の夜早く着けばホテルのレストランで夕食が食べられたので、間に合わなくて残念です。
朝食後もホテルを探検。インスタ映えスポットがたくさん用意されています。
ホテルの屋上からギリギリ滝が見えたりします。
普段はホテルにこだわりなんて一ミリも持っていないものの、このホテルに関してはお金をかける価値がある、と断言できる非常に良い体験でした。
チェックアウトのタイミングで、このホテルのサービスを使い、アルゼンチン側のイグアスの滝に移動します。このホテルのサービスが良いのは、国境を超える際にプライオリティレーンがあり、ほぼ待ち時間無しで国境を通過できることにあります。その分お値段も高かったですが、払った価値はありました。なお、ホテルの送迎サービスの具体的な価格は2019年12月時点で下記でした。
1. 空港送迎 175レアル (約4,500円)
2. アルゼンチン側イグアス滝移動 380レアル(約10,000円)
ホテル出発から30分もしないうちに、アルゼンチン側の国立公園内唯一のホテル、グラン メリア イグアスに到着。
このホテルも圧巻でした。ホテル内部からイグアスの滝が小さいながら見えます。
部屋もめちゃくちゃきれいです。
このベランダからはサルが入ってきて食べ物を荒らすことがあるので、ちゃんと窓を閉めておいてくださいと説明されました。
ホテルの外も非常に気持ちが良い感じです。
問題なのは、このホテルが快適すぎて、妻が国立公園なぞどうでもいいのでホテルでゴロゴロしていたいと仰っていた事です。妻よ。。。
確かに外は真夏でめちゃくちゃ暑いのですが、なんとかごねる妻を連れ出します。アルゼンチン側のイグアスの滝は非常に広いため、この小さな列車で移動します。
悪魔の喉笛というアルゼンチン側の一番の見どころを見るために、この列車でトレイルに向かいます。下記地図で言うと一番左上にある場所が悪魔の喉笛で、そのトレイルまではこの電車で行けるという感じです。
こんな感じのトレイルを歩いていくと、悪魔の喉笛に到着します。
悪魔の喉笛は大迫力なのですが、間近すぎるせいか、写真ではなかなか迫力が伝わりません。
人でごった返しています。
この迫力は見た人しか味わえないので、ぜひ訪問してみてください。
悪魔の喉笛を満喫し、ちょっとホテルで一服するかという事でホテルに戻ります。
すると、ホテルでBBQっぽい事をやっていたので、早速頂いてみます。
イグアスの滝を見ながら食べる肉、至福のひと時。
もつかの間、事件が起こります。
明日はイグアスの滝からブエノスアイレス経由でチリのサンティアゴへ向かうので、そろそろ飛行機のチェックインをしておこうと思い、部屋に戻ってオンラインチェックインをしたのです。
すると、おかしな事が起こります。もともとの予定がこちら。
◇Airline: Flybondi
IGR l 13:45 EPA 15:40
◇Airline: JetSMART
EPA 20:52 SCL 23:15
チェックイン後、こうなります。
◇Airline: Flybondi
IGR l 20:05 EPA 22:00 <- 出発時間が何と7時間遅れに変更
◇Airline: JetSMART
EPA 20:52 SCL 23:15
は????
イグアス(アルゼンチン側)発が20:05に大幅変更、到着が22:00になって、後の飛行機の出発時間20:52に間に合ってない!!!
いわゆる格安航空機同士の乗り継ぎのため、乗り換えなどは考慮されていません。
とりあえず落ち着いて、良いホテルに泊まった利点を利用してホテルにあるコンシェルジュに相談する事にしました。
すると、
「あぁ、格安航空券ならお客さんのニーズに合わせて時間変更する事はよくありますね」
「は、はぁ。。。どうしたらいいですかね。。」
「イグアスからブエノスアイレスへ行く他の飛行機はたくさんあるんですが、ブエノスアイレスのこの空港に行く飛行機はこの日は無いですね。イグアスからブエノスアイレスの別の空港へ行って、空港間移動するしかなさそうです。」
「。。。」
ま、まぁ手段があるのは良かった、という事で急遽、イグアスからブエノスアイレスの別の空港へ行く飛行機を予約します。
ブエノスアイレスの空港間移動が必要という事実に一気にテンションが下がる妻。ブエノスアイレスの治安を心配しているようです。
まぁ、タクシー移動なら大丈夫だろう、と私は比較的落ち着いていました。
という事で、突然の出費が発生しますが、まぁ格安航空機を選んだ私が悪い、南米でこの程度のハプニングは当たり前という精神で、飛行機を探し予約しました。
このハプニングのせいですっかり日が暮れてしまい、夕飯の時間に。ホテルの夕飯が良さそうだったので、ホテルで夕食。
夕飯は前菜をビュッフェ形式で選び、メインはシェフが作ってくれるという形式。
このビュッフェの料理は、ブラジルのホテルと比べると少し味は落ちるものの美味しく(これはブラジルの質が良すぎたのでしょう)、またあとから運ばれてきたメインは脂がのっていてめちゃくちゃ美味しかったです。
という事で、この日は終わります。
4日目(12月19日)イグアスの滝アルゼンチン側観光からのサンティアゴ移動
この日はあいにくの雨。。という事で、朝の観光はあきらめてゆっくりと朝食を食べます。
空港に向かおうかなーと思っていると、9時くらいから一瞬晴れ間が。妻はホテルでのんびりしていたいという事だったので、1時間という短い時間でここぞとばかりにトレイルに繰り出します。
歩いていないトレイルは中央右にある青色のアッパートレイルと、中央から左にかけての黄色いロウワートレイル。という事で、1時間でこの2つのトレイルを歩く旅が始まります。
まずは地図青色のアッパートレイルから。天気は悪いのでトレイルが滑るものの、雪国で鍛えた歩き方で颯爽と歩きます。
続いてロウワートレイル。こちらを歩いている時には青空も出てきました。
通常、それぞれのトレイルを1時間ずつくらいでゆっくり歩くのが良いと思いますが、私にはその時間が無かったので両方を1時間で回るというちょっと無茶な感じの事をしましたが、おかげで大満足。そして妻はホテルでのんびり優雅に過ごせて大満足、という事でやはり国立公園内のホテルにしてよかったなと思いました。
移動時間になり、アルゼンチンのブエノスアイレスへ向けて出発。
ブエノスアイレスへ近づくと大都会という感じになってきます。
空港到着。このホルヘ・ニューベリー空港からエル・パロマル空港へと移動します。
心配していた上記空港間の移動ですが、固定費用のタクシーを空港で予約し、行ったので何ら問題ありません。というか、街も思っていたより洗練されていて、むしろリオデジャネイロ内を移動していた時よりも安心感がありました。
無事、El Palmar空港についたのですが、人生今まで見た中で最も小さい空港の一つでした。
ここで4時間も待つのか。。どうやって過ごそうか。。という感じ。
そうしているうちに、なぜかサンタが出てきます。真夏にサンタというのはさすが南米ですね。
待ち時間は長かった上に、フライトは1時間遅れ。ただ、深夜に無事にチリのサンティアゴに付き、乗り合いタクシーを調達。
タクシーの運転手があまりにも早いスピードで飛ばすので、私と妻がシートベルトを装着すると、隣の若い男性が「Nice idea!」と言ってシートベルトを装着。あとから友人から聞いた話だと、サンティアゴの運転はみんなスピードを出すものなので、もし怖ければゆっくり走ってくれとお願いすると良いよとのこと。
という事で、深夜にはなりましたが、サンティアゴの中心部にあるNH Collection hotelに無事着きました。
部屋はモダンで非常にきれい。一時はどうなるかと思ったのですが、意外と大丈夫なものですね。
まとめ
イグアスの滝、しっかりと堪能させていただきました。そして、2週間の旅の3日目で早速飛行機の時間変更によるトラブルに遭遇してしまいました。。
一応別の便を取ってリカバリーしたのですが、ブエノスアイレスでの空港間移動が必要になってしまうというハプニング。ただ、思ったよりも渋滞はひどくなく、治安の心配もほぼなかったため、快適に移動ができました。
チリ・サンティアゴにも3日ほど滞在したのですが、ここは観光というよりも結婚式だったので、次回はそのあとに行ったペルーに関して書いてみたいと思います。ただ、結婚式は本当に素晴らしく、これだけでも本当に来てよかったと心から思えるものでした。
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