tres monos solitarios

三匹の淋しい猿|tres monos solitarios は  石嶺敢當(朝貌や惚れ…

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三匹の淋しい猿|tres monos solitarios は  石嶺敢當(朝貌や惚れた女も二三日)  大城譲司(住所不定無職低収入)  城間グレゴリー秋則(living well is the best revenge)  の三名で構成されています

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SIDE B: 余は如何にして『沖縄の生活史』の読み手となりし乎

『沖縄の生活史』で、わたしは母の聞き手を務めたのだけれど、その語りを含め、いくつものライフヒストリーが本としてまとまった瞬間、わたしは責任重大な聞き手から、無責任きわまる読み手へ早変わりしたのだった。 むかし『寝る前五分のモンテーニュ』という本があって、それにならっていうなら、寝る前五分の生活史、という感じですかね。 こういう本は、気が向いたときに一編ずつ、気軽に読めばいい。 わたしは『東京の生活史』もそんな姿勢で接したし、いずれ『大阪の生活史』でもおなじ読みかたをすると

    • (1)発酵する酵母、(2)仮留めのためのステープラー、が与えられたとせよ

      人間の知覚というものは謎めいていて、眼の前に何かが存在していたとしても、そこに意識を向けないかぎり、それが「在る」ということを、なかなか認識しない。 となると、ビアレストランでアートワークが展示されたとして、おいしいビールを求める客は、展示にわざわざ目を向けたりはしないだろうし、そもそも展示物があることにすら、気づいていなかったりする。 そこに在る、にもかかわらず、作品が透明化しちゃってるんですね。視えているけど、視えていない。 逆に、展示を目的に足を運んだ客は、そこがあ

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