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甲状腺がん体験記97 がんとの向き合い方

体験談46で「がん」という言葉のインパクトの強さについて書きました。

 で、その後、ドラマや映画などで、かかった本人の描き方、それを知った人の描き方を見て、やっぱりインパクト強いのだな、と改めて思いました。
 
ちと「インパクト」な反応のシーンではないですが、
私的に傑作と思ったのが、韓国映画「三姉妹」(写真)のキムソニョンさん。
がん患者なのですが、自分のお花のお店で、お客さんと会話するシーンが絶妙でした!流石です✨✨✨
 
話を戻します。
 
じゃあ、自分はそんなに大きな衝撃でなかったのかというと、
告知される前のほうがきつかったですね。
とにかく神頼みしまくりで生きた心地しなかった。
やっぱり相当なインパクトうけてるんじゃん(^^;
 
で、実際に状況がわかった後、今度は、
「そんな深刻に思わないでー」って思いました。
自分でも「がん患者」というのが信じられない気持ちの時もありました。

でも、こうやってせっせこせっせこnoteを書いていたのは、やっぱり衝撃の波がずっとベースにあったのかなとも思います。
それをnoteで自分をみつめることで紛らわしていたように思います。
ここで素敵な人にも出会えました🥰
 
がんの何が怖いって、今回のような大人しいものもある一方で、
とんでもなく怖いやつもいるってこと。
再発、闘病、、、こういうことが恐ろしさなのだなと思いました。
 
がんの受け止め方、向き合い方はほんとに人それぞれだと思いました。
 
病状そのものが違うというのもありますが、
その人の年齢や状況によっても全然違ってきます。
今回の私のように自分を見つめたり、頭や気持ちを整理したりしたのは、
大人しいがんであることに加え、
私が今55歳という年齢で、子供は独立していて、そして仕事でいろいろ経験してきて、考える時間もあったからだと思います。
もしこれが、30代、40代だったら全然違うし、
さらに未成年の子供がいたら、すぐに手術をしただろうし、色々考える暇もなかったと思います。
 
そして、治療後の生活も様々。
知り合いでは推し生活にどっぷりな方もいます(^^;

まずは、心も体もしっかり充電します😊👍👍👍

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