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2024年にWeb系エンジニアになる戦略|未経験→エンジニア

この記事では、現在エンジニア未経験の方がWebエンジニアになる までの堅実な方法について語っていきます。私はもうエンジニア5年目になりますが、大学時代、プログラミングが超得意という感じではなかったが、大学4年生になった段階で、なんとなく自由そうなWeb業界にあこがれ、ふらっとWebエンジニアになりたいなと思い立ち、そのままRuby on Rails でポートフォリオを作って自社開発のスタートアップでWebエンジニアになりました。この記事は、未経験からエンジニアになりたい人に向けた記事になります。


なぜWebエンジニア?

この記事でWebエンジニアを目指すのは、著者が全くの未経験からWebエンジニアになったため、未経験の方に対してもそのプロセスの解説を行うことが可能であるからです。IT業界には、組み込み系、SIer、コンサル系など色々と分野はあるので、それぞれが行きたい業種を狙うとともに、いい悪いの問題ではなくそれぞれが好きな分野に進めば良いと著者は思っています。その中で、著者が考えるWebエンジニアのメリットは、給料とワークライフバランスの兼ね合いで、経済産業省の調べによると、独立して仕事ができるレベルのITエンジニアの平均年収は2017年度で576万円。かつ、Webエンジニアは合理的に動く人や組織が多いので、日本従来の飲み会が参加強制でなかったり、厳しい社内規定を廃してフレックスやリモートワークなどエンジニアに働きやすい環境を設けられていることが多いので、比較的働きやすい職業であると言えます。また、私の専門であるNode.jsをはじめ技術コミュニティがとても盛んで、皆で技術、業界を盛り上げようという雰囲気があります。

参考: IT関連産業の給与等に関する実態調査結果) https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11623215/www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf

Webエンジニアとはどんな職業か?

いわゆるOSS(Open Source Code) という一般公開されている技術を主に使って開発を行う職業をWebエンジニア と言っていいでしょう。私はToCで開発エンジニアをしているので、一旦Webエンジニアという職業への解像度を上げるために、最近やっている仕事内容を列挙してみましょう。

・画面開発(Next.js etc)
・機能開発(Node.js  etc)
・インフラ設計構築(AWS etc)
・既存画面/機能改修(PHPやRuby etc)
・非機能設計(機能の品質担保や拡張性 etc)
・エンジニアのコードレビュー、折衝、タスク管理 etc
・非エンジニアとの連携、折衝、スケジューリング etc
・技術記事の執筆、他人の技術記事レビュー etc

上記を見ると、私の技術スタックは概ね、Next.js, Node.js, AWS といった技術からなりますが、ご覧のとおり、エンジニアおよび他部との折衝含め、幅広く業務を行う必要があります。幅広い業務の基礎になるのはコミュ力はもちろん、一般的な業務遂行力だと考えることができるので、前職で何か活躍していた人はエンジニアで活かすことも可能だと思われます。

プログラミングスクールが不要な理由

まず、プログラミングスクールなのですが、専門実践教育訓練給付制度 と言う国が発行している制度を活用することで、安く受けることができます。ただ、それでも20万くらいはかかると思った方がよい感覚で、長丁場になりがちなエンジニア転職では出来るだけ出費は減らしていきたいです。

ちなみに、失業保険を受給していない人(非雇用保険受給資格者)で、休職中の場合は、厚生労働省が国として IT分野の職業訓練(求職者支援訓練) を行なっており要件を満たす場合、求職者支援制度の生活支援の給付金(著者が調べた段階だと月10万/ 要確認) 。を受けながらプログラミングを学べるようなので、積極的にそういった機会は狙ってみるのがいいかもしれません。(受けるには制約があるので、この記事の主旨にはせず紹介だけに留めます。)

さて、実際のエンジニアの現場では、未経験でエンジニアになったからといってスクールのように手取り足取り体系的に教えてもらえる機会はほとんどないと思った方がよく、実際の現場の状況に慣れるためにも、あくまで自分主導 で物事を進めていくようなことに慣れていた方が良いと思います。

機械的なエラーに関しては、まずはChatGPT4 を月20ドルで契約しておくと、ジュニアが遭遇しがちなほとんどの初歩的なエラーに関して答えてくれると思います。(もちろん、自分でググるのは大事です!

なお、壁打ち相手のためにメンターを探すのは良い考えで、MENTA などのサービスを使うのがいいのでは?と思います。私も、大学時代に学生からWeb系エンジニアになる際にはポートフォリオ作成を相談していましたが、スクールと比べるとかなり安上がりに上がったのでは?と思います。

エンジニア未経験転職の難易度

まず初めに、未経験からエンジニアに転職をする場合の難易度は、低くはない (少なくとも簡単ではないかもしれない。)と思っていただいて構わないと思います。自分も、大学時代新卒という身分がありながら、研究との兼ね合いで就活がかなり出遅れてしまったり、色々なことが重なってWeb系企業に入り込むのは結構苦戦した覚えがあります。そのために、このnoteで書いていくような準備をしっかり行いつつ、転職を行なっていくことになります。

そんなに難しいのに本当にWebエンジニアになれるのか?と思うのは自然だと思いますが、ちゃんと準備しておけば、転職をしやすくなる ことはもちろん、バックエンド側でビジネスロジックをやっておくことで、例えば、株やBTCなどの自動売買(Pythonが主体だが、後述するNode.jsなど一つバックエンドの言語環境をやっておけばどれも感覚は同じ)、Messaging APIで定期で重要単語を届ける単語帳を作ったり(GASという技術で実現できる)、フロントでSEOを追っておけば、検索最適化に関する感覚がわかってきて、ユーザーの行動導線はもちろんデジタルで人を集める(Webサイトの集客はもちろん、アプリでの集客にも考えは転用できます。)ことに対して技術的な知見がたまりやすいので、自分次第で何かしらプラスになる と思って良いです。

以下、具体的な方法を示していきますが、一旦買いやすい程度の料金で有料部分として設定してあるので、ご気軽にお買いお求めください。

なお、私と直接話しての相談をご希望の方は、ぜひ以下のリンクからお申し込みをお願いいたします(2024年8月現在、特化価格として、30分1500円でのサポートを提供させていただいております)。こちらの方ですと、1o1になりますのでより個別に寄り添ったご相談ができると考えています。

さて、転職の難易度を下げる方法は何個かあり、一つは

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