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期間工とは何か?未経験転職を目指す人におすすめかどうか現役SWEが解説します

この記事は?


この記事を見ていただき大変ありがとうございます。私は大手のコンシューマー向けのWebサイトなどを作るソフトウェアエンジニアとして勤務しており、未経験からWebエンジニアを目指す方々のサポートをしております。

昨今のAIブームなどがある中でも、Webエンジニアへの転職はまだ需要があり、生活も安定しやすい職種であるため、適性がある方にとっては転職先としておすすめのポジションだと言えます。

一方で、未経験から転職を考える際にエンジニアリング系でよく引き合いに出される職種として、期間工 があります。

期間工とは何か?

期間工とは、自動車や電気部品などを製造する工場で、有期契約を結んで働く契約社員のことを指します。労働基準法により3年以上の勤務はできないことが定められており、実態としては3〜6ヶ月程度の勤務となることが多いようです。つまり、2年11ヶ月以上の勤務先企業との契約はできません

作業内容としては工場での勤務がメインで、製造ラインに流れてくる部品に取り付けをおこなったり、いわゆるルーティンワークが多いですが、期間工をやることによるメリットとしては貯金がしやすい元手がなくても始められる などがあります。あなたが18歳以上であれば期間工を始めることができ、期間中は寮に住むことで家賃がかからず、1年目から400−500万円以上になるような高給を得ることができます。(工場求人ナビより算出)

しかし、反面デメリットは契約期間があり、ルーティンワークでまとまったスキルが身につきにくいためキャリアアップが見込みにくいことです。

期間工からのキャリアアップ

上記の通り、期間工はその後の将来的なキャリアアップに関しては難しいと言う難点があります。ですが、本当に貯金や親元からの金銭サポートがない状態からキャリアをやり直すとしたら、一つの選択肢として期間工は入ってくるでしょう。次のキャリアップを目指すと考えたときに、期間工で貯めた貯金は必ず役に立ってくるものだと言えます。

期間工でお金を貯めたその先は?


期間工からのキャリアアップ先として、私の本職であるWebエンジニアについて説明させてください。Webエンジニアとは、プログラミングによってアプリを開発するような職種のことを言い、期間工とは違って、勤務先が自宅など自由になり、勤務時間も1日8時間以外の制約がないフレックス制度を導入している会社は多いです。では、期間工と比較した年収はどうか?

経済産業省の調べによると、独立して仕事ができるレベルのITエンジニアの平均年収は2017年度で576万円。かつ、Webエンジニアは合理的に動く人や組織が多いので、日本従来の飲み会が参加強制でなかったり、厳しい社内規定を廃してフレックスやリモートワークなどエンジニアに働きやすい環境を設けられていることが多いので、比較的働きやすい職業であると言えます。

参考: IT関連産業の給与等に関する実態調査結果) https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11623215/www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf

上記の年収帯になるには、約3年は見込んだ方がいいですが、期間工と比べてキャリアアップしやすいと言う特性がWebエンジニアにはあります。Webエンジニアになるには、10万円程度は開発用PCを買ったり、東京にIT企業が多いため関東圏の会社を受けたりとまとまった資金が必要になるのは事実で、そのために期間工で貯めた資金は役立ってくるものと言えるでしょう。詳しいWebエンジニアへの転職方法は以下の記事をご覧ください。

現在格安で個別の転職コンサルも行っているため、ご気軽に以下のフォームからご連絡をお願いいただければと思います。個別にコンサルができるため、より正確なことをご提案できるのではないか?と思います。

コンタクトフォーム: 

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfQoqLboE7Qp7C1Zhf0jJcXXRx5QADrGn4P9kKLboYIa5wB0A/viewform?usp=sf_link


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