見出し画像

エンジニアになって3年で額面年収600万円を超える|ジュニア→ミドル

この記事では、未経験からエンジニアになって3年をめどに年収を600万円以上にする堅実な方法について語っていきます。私の経験がメインではありますが、周囲の同じような歴数/境遇のエンジニアたちとも話しており、複数のケースをみてきた結果なので一定の再現性はあるのではと思います。


なぜ年収600万?

経済産業省の調べによると、独立して仕事ができるレベルのエンジニアの平均年収は2017年度で576万円。未経験からエンジニアになって初めに目指すことは一人で仕事ができること、であるため、その平均額に近い年収600万という額は、まずエンジニアになって目指す指標になるとみなしています。

私がエンジニア3年目終わりにおこなった転職活動でも、転職ドラフトという金額を提示されて面接に進むか?決められるサイトでの提示額や、実際に内定をいただいた金額も600万〜であり、周囲の同じ経歴数の人たちも似通っていたためミドルの収束値としても一定妥当に思えます。周囲を見てエンジニアは実力主義なので、経歴年数は関係ないが、それでも経歴が3年ほどだと一般の企業だと600-700万程度に落ち着くことが多いようでした。

参考: IT関連産業の給与等に関する実態調査結果)  https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11623215/www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf

著者について

著者は、フロントエンド、バックエンドを中心とするいわゆるWeb開発エンジニアで、経歴としてはフロントエンドとバックエンドを合わせて4年目になります。4年目になった現在こそAWSの設計やNode.jsでの実装などバックエンド側タスクの比重が9割を占めていますが、エンジニアになった当初はReact.jsによるフロントエンドの仕事を専業としていました。転職によって、フロントエンド->バックエンドと異分野へと舵を切ることになったのですが、年収は下がったりはせず、希望通り600万以上で通りました。このnoteではそういったキャリアについても説明できればと思います。

本当に超えられるの?

周囲を見ていて、2-3年の経験があって年収600万を超えているエンジニアとして、以下のような特徴があるエンジニアが多いです。

都内近郊に住んでいること(都内の企業に勤めていること)
・業務外や土日も技術に関するキャッチアップをおこなっている
・小規模なプロジェクトであってもリーダーを行った経験がある
・技術的な発信(企業に訴求できそうな内容。後述。)をしている

・事業が儲かっていて社員にも還元される企業に勤めていること
・自走ができる(一人で設計、実装、運用を行うことができる)
・他と差別化できる経験がある(開発だけどインフラもわかるetc)

なお、エンジニア4年目を迎えた今では、年収600万は超えてそれ以上を目指している人が周囲には多いですが、この記事では、まずはエンジニアになって目指す第一通過点として年収600万を超える方法を考察します。

現在エンジニアではないが、エンジニアを目指している方に対しては、以下の記事でなり方を解説しているので、よかったら参考してみてください。

では以下、現在エンジニアである人が年収600万以上を目指していくための具体的な方法を示していきますが、一旦買いやすい程度の料金で有料部分として設定してあるので、ご気軽にお買いお求めください。

ここから先は

6,254字 / 1画像

¥ 1,500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?