ハンドメイド

とある袋を作ることにした。以前から「こんなの欲しいなぁ」とぼんやり考えていたものの、考えるだけで終わっていたものである。急ぎで必要になったので、ついに作ることにした。

しかしただ作るだけでは面白くない。せっかく最近、刺繍をちょっとやってみているのである。この袋にも入れたらいいのではないか。

というわけで、下書きもせず適当に

丸。さらに丸。


色をつけつつ丸丸。


緑色の糸は、最近覚えたレゼーデージーステッチである。

袋自体は早めに欲しかったので、刺繍にはそんなに時間をかけず。やったことのあるステッチをその場の思いつきでやってみた。本当に拙い。糸も持ってた刺し子糸だし。

でもやってると楽しいし、出来上がった袋を見ると何だかニコニコしてしまうのだ。使う度にほっこりする。自分の中ではとても気に入るものができた。


カーテンとか、袋とか。自分で作ったものはそこまでちゃんとしていないし、売っているものと比べたら駄目なところなんていくらでも挙げられる。

でも何か好きだし、見るとニコニコしてしまうのである。手作り品の不思議なところだなぁと思う。

誰に迷惑をかけるわけでもないところは、拙くてもなんでも、自分が気に入るものを優先していいのではないかなぁと思う。人が気に入る要素は、綺麗さ正確さ、そういうものだけではないのだろう。世間的にそういうものが良いとされるから惑わされがちだけど、きっと本当は人それぞれ、気に入る要素って違うのだと思う。


これからも、作れるものは作ってみたいなぁと思いつつ。刺繍もぼちぼちやって、もうちょっといろいろできるようにしてみたいな。



ではまた明日。