「物持ちがいい」と言えば聞こえはいいが

最近、昔撮った画像(主に10年くらい前のもの)をちょこちょこ見ている。

探したい画像があるからなのだけれど、見始めたら関係ない画像もいろいろ見てしまうもので。その中に、今使っているものを買った直後の画像もあった。

例えばお財布。画像を分けてあるフォルダによると、買ったのは2012年の1月らしい。ちょうど10年前である。

例えば一眼レフ。ミラーレスの(デジタル一眼としては)安価なものを買ったのは2013年の2月らしい。今でも現役で使っているし壊れない限りはこれからも使うつもりだけれど、もう9年になるのだなぁ。

何より驚いたのがメガネで。画像によると買ったのは2010年4月らしい。メガネの寿命ってあるの?とちょこっと検索したら、2、3年とか5年とか出てくる。何が本当かわからないけど、どのみちオーバーしてると思う。

…いや、言い訳をするならですね。私だって明らかに見えにくくなっているとか壊れるとかあったら買い換えるわけですよ。でも私の場合、そもそもかける時間が短いし(運転するのにギリギリ視力が足りないくらいだから、運転と外にいる時くらいしかかけない)、毎年の視力検査では両目とも1.2だし、「あ、変えなきゃ!」となることが無かったのである。

考えてみれば、それら以外にも長年使っているものはある。例えば休みの日に履く靴とか(これも9年くらい。さすがに底に穴があきはじめて今年に入って同じものを買った)。例えば携帯電話とか(いわゆるガラケー。たぶん今の機種は8年くらい使っている。今年の3月までしか使えないので、何とかしないといけない)。

気がついたら使い始めてから随分時間が経っている。というか、今回画像を見なかったらそれだけ時間が経っているなんて全く気が付かなかったと思われる。さすがにメガネは今年新しいのを買おう。

そもそも私は平均よりは物に対する扱いが丁寧なようで、同時期に買った他の人のが壊れても私のは壊れてないとか、考えてみれば割とあった気がする(そういえば高校時代の電卓もまだ使っている)。

それが何故かというとおそらく私の特性が関係していて、物を乱暴に置いてガンガン音がするのが苦手。他人がそういう音をたてるととにかく驚くのである。だから自分がそういう音をたてようとは思わないし、まぁそもそもそんな音がする扱いをしようとも思わないし。だから自然と寿命が伸びやすいというか、見た目ボロボロになっていないし使えるし、という事態が発生するのではないかと思われる。

ただまぁ、いくら「使える」って言っても。たぶんお洒落な人だったら、お財布とかメガネとかはちょこちょこ買い換えると思うのだよな。10年も何も思わずに使い続けているって、そもそも私がそこにあまり興味を持っていないだけのような気がする。もちろん買う時にはいろいろ比べたし、その中で一番気に入ったものを買ったのだけれど、「それなりに気に入ったもので壊れてなければ気にしない」くらいの興味なのかなぁと。

前に夫に、私は「無欲な人」だと言われたことがあって。それは、夫の中の女性イメージである「身の回りのものをよく買い換える」が私にないからとのことだったのだけれど。今回画像を見た限り、確かに私は、あまり物を買っていない。同じものを長く使う傾向にある。けどそれは「無欲」なんじゃなくて「無頓着」なだけなのではないかなぁ。無頓着な部分だから欲が無いと言えばまぁそうなのかもしれないけれど。もうちょっとその辺に興味を持ってもいいのでは、と少し思ったのだった。


あ。いつから変えて無かったのかわからないスキボタンコメントをリニューアルしてみました。昔の画像たちの中に遊具画像がいろいろあったので、今回は遊具シリーズ。できたら10種類?欄があるだけ埋めてみたいけれども、また時間のある時に。

肝心の探したい画像が、まだあまり見つかっていないのだよなぁ。


ではまた明日。