麦茶バラバラ事件

いつものように麦茶を作ろうと思った。

お湯が沸いたので、麦茶用のボウルに入れて。麦茶のティーバッグをひとつ用意しようと棚を開けた。


ところで我が家のティーバッグは、ふたつがくっついているタイプである。前回の残り、ひとつに切り離されたものが無かったっぽいので、私はくっついているものを手にとった。そしていつものように、切り取り線で半分に分けようと力を入れた。

……そう、タイトルでお気づきの方も多いだろう。


いつものように、普通に力を入れたのに。

片方のティーバッグが思いっきり破れて、中身がバラバラーーーっと辺りにぶちまけられてしまったのだった。


なんでそうなったーーー!?

驚く私。駆け寄ってくる息子。


しかも場所が悪かった。

麦茶のティーバッグは、3段の棚の一番上に入っている。そこで分けようとしたので、一番上はもちろんのこと、真ん中にも、下の段にも、床にも、バラバラーーっとなってしまったのだった。

あぁ、全ての段を掃除しなければ。

するとサッとほうきとちりとりを持ってきてやる気満々の息子。早速床を掃こうとする。

ありがとう。でもね。掃除の基本は上からなのだよ。まずは棚を片付けてからだ。どうしても下に落ちるからね。


これも棚を掃除する理由になったということで良かったのだろうか。

とりあえず上から順番に綺麗にしていき。程なく床も綺麗になった。


しかし麦茶の中身ってちゃんと見たことなかったけれど。緑茶と比べると、意外と形がバラバラなのかもしれない。たまにトゲトゲしい変な形のが混じっていたりした。

これも多分、麦茶によって違うのだろうな。以前息子がビンゴで当てた麦茶(普通に買うとちょっとお高い)は、ティーバッグ越しに見ただけだけどもっとなめらか?細かかったような気がした。

せっかく中身を見る機会だったから、もっとしっかり観察すれば良かったなと後になって思う。その時は「掃除しなきゃ!」という気持ちが大きくて。


兎にも角にも、個人的には驚いた出来事だった。

よくよく考えたら、麦茶をここまでぶちまけたのは初めてだけど。こういうタイプのものを分けるの、私は決して得意な方ではなかった。ここまで大惨事じゃなくても麦茶も何回かやったはずだし、コーンスープとか、他のものでも何度もやったことがある。

自分なりに気をつけてやってるつもりなのだけどね。何が悪いのだろうな。

これからもこのタイプを分ける時は慎重にいきたいと思う。


ではまた明日。