ぼやけ星

星を見るのが好きである。

「ペルセウス座流星群を見る合宿があるよ」と言われてほいほい科学部に入ったくらいには好きである。

知識は全くなくて、ただ見るのが好き。なかなか見る機会の無いこの頃だけれど、見上げた空に星を見つけた時にはテンションが上がる。

子どもの頃は、普通に空を見上げていた。しかし高校生くらいから視力が悪くなりだし。免許を取る時点でメガネが必要になり。星を見るにもメガネが必要になってしまった。明るい星なら裸眼でも見えるのだけれど、くっきりハッキリ見ようと思うと、どうしてもメガネが必要になってくる。しかしここで問題が。

メガネだと、目の端の方までカバーできないのである。

特に流れ星を見たい時など、目をキョロキョロとさせるもので。真正面はともかく、端の方のレンズがないところはぼやけてしまうのだ。

そこで頑張って首を振っていろんな方向を正面から見ようとするものの、首を振りすぎると頭が痛くなってくる。長時間は向いていない。端の方はすっぱり諦めて真正面のみを見るか。たまに首から横の方を向いてみるか。メガネをかけている以上、そうなるのである。


ところで今年、新しいメガネを買った。今までのメガネと比べると端の方までレンズがあるので、その分星が見やすくなったのでは?と思う。息子がもう少し大きくなったら、このメガネと共に夜通し流れ星を見たりもしたいなーと思っているのだった。

コンタクトレンズをしている人に聞いてみたところ、コンタクトならたぶん、端の方も普通に見られるとのことなのだけれどね。目に物を入れるなんて、この歳になっても怖い!というわけで、私はメガネと共に星を見るのである。


大抵8月13日が極大(一番よく見える日)なので少し遅くはあるのだけれど、今はちょうどペルセウス座流星群の時期なのだ。割と沢山、明るい流れ星を見やすい流星群。気が向いたら夜空を眺めてみてください。



ではまた明日。