アスパラのベーコン巻き

夫がまた、アスパラガスを買ってきた。

つい1週間くらい前に買ってきた気がするのだが、前回食べて美味しかったのだろうか。私は「買ってきて」とも何とも言っていないのだが自発的にまた買ってきた。

前回はツナ缶と一緒に料理した。今回は息子に定番料理を体験してもらいたいなぁというわけで、ベーコンを買ってきてアスパラガスを巻くことに。

まずはピーラーでアスパラの下の方の皮をとる。息子にもやってもらったが、やはりまだ難しいもよう。できなくはないが、手付きが危なっかしい。更にアスパラはすぐにピーラーに絡まって、毎回取らないと次をむけないので時間がかかる。

結局、1本だけやってもらって後は私がやることにした。息子には処理済みアスパラガスを巻いてもらう。

「こうやって、くるくる巻いてね」

と見せると、「くるくる、くるくる」と言いながら巻いていた。緩めに巻けることもあるが、巻く動作自体は問題なくできるようだ。

「巻いたら、巻き終わりを下にしてフライパンに置いてね。巻き終わりは、最後のこの部分ね」

「わかった!」

と言ってフライパンに置いた息子。どう見ても巻き終わりが上にきているのですがそれは何故なのでしょうか…。

「これは上にきてるね。巻き終わり、どこかわかる?」

「ここ!」

ちゃんと巻き終わりを指差す。

どうも巻き終わりの場所はわかっていて、本人的にはそれを下に向けて置いているつもりだけれど、ずれてしまうようだ。最初の3回くらいはずれていたが、その後はちゃんと巻き終わりを下にして置けるようになった。これも学習なんだろうなぁ。手の感覚と置くものの向きの一致って、実は高度な技が必要なのかもしれない。

そんなこんなで後は焼くだけ。今回は最後にみりんと醤油を少しだけ入れて完成。

食べてみたら、中のアスパラはジューシーで、ベーコンは香ばしくて、美味しかった。普段全くやらないけれど、こんなに美味しいものだったんだな。息子も気軽に参加できるし、またやってもいいかもしれない。


ではまた明日。