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見直しは学校でしたから大丈夫ってほんとですか?【中学一年生の定期テスト④】

「見直しは学校でしたから大丈夫!」
中学生のお子さんをもつ保護者さんは、こんなセリフを聞いたことがあるのではないでしょうか。

定期テストの本質は”どうしてこういう結果になったのかな?”
定期テストは、結果よりも見直しの方が大切です。

だから、ちょっと見直しの手伝いでもしようかな?と思ったら、「大丈夫大丈夫! テストの見直し、学校の授業でやってくれたから!」
こんな言葉が返ってきます。

こういう場合って、子どもに任せておいてもいいんでしょうか?

たしかに学校でテストの見直しをやりますが、全部の問題を見直す時間はとれません。だから授業では、ポイントをしぼって見直す場合が多いです。

たとえば――
「この文章題、クラスで三人しかできてなかったから見直しするぞ!」
「最初の計算は、各自しっかり復習しておくように!」
このように、難しい問題を取り上げて、基本的な問題は省略されることがほとんどです。(全部の学校がこうとは限りません)
だから、「学校で見直しをやった」といっても、それが本人に合う見直しなのかどうかはわかりません

はい、ここで親の出番です!
最初の定期テストは、親が見直しを手伝ってください!
見直しは、自分に合った箇所のみを見直します。

点数+30点で十分!全部やる必要はありません。

初めての定期テストで、どの問題を見直しするべきかどうかを自分で判断するのはたいへんです。どの問題を見直すかどうか、親子で話し合ってもらえるとうれしいです。

「遠足はおうちに帰るまでが遠足です!」
のように
「定期テストは見直しが終わるまでが定期テストです!」

さあ、みなさん。もうひとがんばりですよ!

以上、『見直しは学校でしたから大丈夫ってほんとですか?【中学一年生の定期テスト④】』のブログでした。

ちなみにトレッペは、全生徒さんに宿題は「定期テスト、問題・答案を持ってきてもらうように」指示しています。生徒さんに合った見直しを一緒にするためです。
また、トレッペはテスト前の提出物に力を入れています。一学期期末テストは、宿題の現物を持ってきてもらい、ご家庭に進捗を報告しました。
もちろんぼくたちは怒ったりはしませんし、ご家庭にもどんな状況でも怒らないでくださいとお願いします。

提出物が楽勝になったら、テストも、中学生活も楽勝になるぜ!

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