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九州北部鬼ごっこ振り返り(運営視点)

数年ぶりに日本中が人間で溢れかえるGWが帰ってきた。そんな中、5月4日から6日にかけて弊校トップクラスの奇人猫屋くんの主催により"九州北部鬼ごっこ"なる怪行事がはちゃめちゃに執り行われた。
はちゃめちゃと書きはしたものの、このはちゃめちゃを生み出したのはGM(運営)たる私であり、参加者の諸兄にはこの場を借りてお詫びする。
さて、最強の逃走者だった高準くんのnoteを見て運営視点もまとめた方がいいかなと思い、これから企画のスタートからレギュレーションの変更、当日のDM等々を諸々白日の元に晒していきたいと考える。駄文だが、最後まで付き合っていただけるとありがたい。

1.事のはじまり。

事の始まりは九州北部鬼ごっこの前作(?)、"福岡市鬼ごっこ"に遡る。確か3/14だったと思うが、猫屋くんが西園寺チャンネルの「日本全国で鬼ごっこ」にインスピレーションだかを受けたらしく「九州でやろう!」とか言い出した。
当時私は北海道は北見におり、このツイートを見て笑い飛ばしながらスペースで「本当にできるのか?」「主催者が方向音痴じゃどうにもなるまい」とか言ってた。一応参加のオファー的なのは来たが、参加できるわけもなくTwitterで観察するに留まった。
運命の3/19、私は朝から小樽に行きうまい鍋焼きうどんとプリンアラモードを食べ、三角市場でお土産の水産物を調達したりしていた中、はるか遠くの九州、福岡市では治安の悪化を促進せんとする勢力による鬼ごっこが行われていた。
結局どっちのチームが勝ったのかは私は良く知らないが、いろいろ反省点があったようだ。
いくつか例を挙げると

1.公共交通機関を使う鬼ごっこのはずなのに、何故かひたすら歩き回る奴がいる。

2.辺境に引きこもりミッションを捨てる率がかなりある。

3.位置情報の提供がガバガバ。

4.ゾンビ映画みたいに大型商業施設に引きこもる奴がいる。
ぱっと4つほど挙げてみたが、多分まだあるだろう。この4つのうち2つを某揚げ物が占めているわけだが、当人の名誉のため名前は伏せておこうと思う。
そんなこんなで前作福岡市鬼ごっこは終結したわけだが翌日の3/20、太平洋フェリーでどんぶらこどんぶらこしてた私の元に一通のDMが届く。

まさに悪魔の一言である。

GWとGMというよく似たアルファベットが並ぶが、まさしく私への悪魔の囁きである。
余談だが、普段敬語なんて私には全く使わない猫屋くんがこう送ってくることに、今更ながら驚いている。
まぁ内心やってもいいかなとは思っていたので、日程やらを相談した結果受けることにした。
なお、最初は2人GMにするつもりだったが、結果としては1人で良かったと思う。

2.レギュレーションの策定

最初に論題に上がったのが逃走範囲である。実は初期案では実行された北部九州四県案は存在せず、九州全土か福岡大分の2択だった。流石に福岡大分は狭すぎるかな…との考えから九州全土で仮決定し、パッっと作ったレギュレーションがこちらになる。

今から振り返ると無茶苦茶である

2日の逃走期間で逃走範囲を九州のみならず下関から対馬、奄美にまで拡大するとんでもないものであった。早々に奄美、対馬は脱落したが、これを策定した時の私は何を思って離島の中でもさらに行きにくい所を入れたのか。
コレを猫屋くんに提出して一応の承認をもらい、奴さんのツイートで最初の告知が行われた。皆さんはここから参加したことだろう。
ちなみにこのタイミングで何の断りもなく旅名人の九州満喫きっぷを推奨したのはいまだに納得していない。
一通りレギュレーションを仮ではあるが組み上げた後、私は有識者とレギュレーションの本組みにかかった。なお当然有識者に猫屋くんは入っていない。
相談の結果南九州と離島を逃走範囲から削除することと逃走期間が1日延長されること、強制下車イベントを設けることがまとまった。
南九州を削除した理由としては、肥薩線や八代以南の鹿児島本線(肥薩おれんじ鉄道含む)や日豊本線の本数が終わってることから、一度逃げ込まれると追いつくことが出来ないことが危惧されたからである。
位置公開等のルールも策定し、レギュレーションは完成した。
完成品はこちらになる。

逃走南限を熊本/大分の豊肥本線ラインにしたのはなかなかいい判断だと思ってる。
強制下車イベントとは読んで字の如く、発動のタイミングで全員を強制的に下車させることができるイベント、そして範囲縮小イベはよくバトロワゲームでアレと同じである。
位置情報公開を30分毎にしたのは某YouTuberを参考にした。(ここら辺から記憶が抜け落ちてるので駄文レベルに磨きがかかると思います。ご了承ください。)
メンバー集めは猫屋くんに一任したところで難関、「ミッション作成」である。

3.ミッション作成

ここが正直1番の鬼門だった。まず参加者がどれほどおでかけ慣れしてるかを把握できていないこと。これにより難易度調整を逃走者の腕を信じてやるしかない状態になった。
ミッション作成において念頭に置いたのは次の2点、「可能な限り範囲いっぱいに分散させる」「鬼には大体どこに集まるか読めそうなミッションにする」こと。
ここで各ミッションごとに考えていた意図を書いていこうと思う。
1日目
1st「気動車に乗れ」
まずはこのミッションで逃走者を筑豊方面と鳥栖方面に2分割することが目的であった。わざわざ博多スタートにしたし、半分くらいは筑豊に行ってくれるだろう、と考えていた。
2nd「福岡県外の温泉に入れ」
このミッションで、筑豊に行った人たちを下関あるいは大分(日田)方面、鳥栖方面に下った人たちを武雄方面に誘導するのが狙いであった。
3rd「船に乗れ」
シンプルである。渡船、フェリー等に乗って欲しかった。福岡市内に戻るか関門海峡、有明海横断等を想定していた。
4th「ロープウェイに乗れ」
別府、北九州、長崎、阿蘇の四局である。あまり達成を期待してはいなかったため、失敗時の失点を少なく、達成時のポイントを大きくしておいた。(未実行)
2日目
1st「『明治日本の産業革命遺産』を撮影せよ」
思ったより1日目で捕まりまくってゲームリセットした際に急遽増設したミッションになる。
明治日本の産業革命遺産は範囲内だと大牟田(三池)、北九州、長崎にあり、再び広く分散させることを期待して設定した。
2nd「強制下車イベント」
これは予め予告しておいたミッション、もといイベントになる。その名の通り発令の次の駅で降りなければならないミッションになる。運営側としてはローカル線の利用にリスクを負わせ、ある程度動きに制限をかけるのが目的であった。これは手動発令で、チャットの動きを見ながら、みんなが嫌なタイミングで発令することを狙っていた。
3rd「高速バスに乗れ」
強制下車で孤立した人の救済的な意味もあったが、主な意味はこの後に控える範囲縮小イベントの為の保険と地方間のバイパスとして使ってもらうためである。最も、ミッションじゃなくても乗って良いわけだが。
4th「範囲縮小イベント」
翌日に備え、逃走範囲から長崎、熊本、山口を削除、福岡、佐賀、大分三県に限るとした。
範囲縮小に備えた範囲縮小とも言えるが、熊本は残しても良かったかなと思わないこともない。(正確には佐世保線有田まで、長崎本線肥前鹿島、鹿児島本線大牟田までと大分県内豊肥本線の全削除である。)
5th「D&S列車を撮影せよ」
九大線、佐世保線、そして熊本近辺に制限がある中居させようという少し悪趣味なミッションである。鹿児島本線で撮れはするのだが。
3日目
1st「エリア内にある天守閣を撮影せよ」
エリア内にある天守閣は小倉城、中津城、唐津城の3つである。唐津城を撮りに向かった人を袋小路に追い込むのが狙いだったが、あまりうまく掛かってくれなかったのが残念だ。
2nd「範囲縮小イベント(第2回)」
朝っぱらからの第2回の範囲縮小イベントである。福岡都市圏に限る、かなり厳しい範囲とした。正直これまでしないと残りは捕まえられないと踏んだ。ただ、大分にいる人が間に合うかは微妙であったため、特急全面規制という提案は蹴った。後悔はしていない。
3rd「エリア内の在外公館を撮影せよ」
実は前回の福岡市鬼ごっこの時に私がしれっと提案したミッションである。(採用されなかったが)
というわけで私がGMなのでリメイクした。
キモは名誉領事館はガワが存在しないので、パッと調べたら領事館と名誉領事館が混在してくる。
実際掛かってくれたので面白かった。
Last「福岡城に参集せよ」
前回の福岡市鬼ごっこのオマージュであり、前回は大濠公園で鬼ごっこをやったと聞いたので、今回は高低差が大きい福岡城でやることにした。天気は雨で人は少ないという鬼ごっこには微妙なコンディションであったが、皆さんよく頑張ってくれた。

4.進行中のGM視点

当日朝からGMが遅刻したことについては、関係者諸兄に深くお詫びする。申し訳ない。
まさかダイヤが変だとは思わなかった。

30分前集合にしてたのでスタートには間に合った

参加者諸兄と顔合わせをし、参加者識別のタオルを渡し、ゲームスタートを待つ。
なお、初日の鬼はklideくんと街兎くんであり、街兎の帽子がハンチングだったのでkliedくんに私のハンチングを渡し、鬼チームはハンチングでも識別できるようにした。

さて、10時を回りいよいよゲームスタート。
逃走者は各々好きな方向に逃れていきます。
1stミッションの「気動車に乗れ」に若干困惑してる節はありましたが、まぁみんな上手くバラけてくれるだろう、と思っていた…


……あんたらなんで西鉄乗ってんだ!!!!!

いやさ、なんで博多集合にしたのか考えてほしい!!4方向にバラけられるからだよ!!!西鉄行って逃亡方向しばってどうする!!!
多くが西鉄に行った位置情報ログを見て絶望していました。
いやさぁ…1/3くらい筑豊に行ってくれると踏んでたのにこれじゃあとのミッションが台無しだよ…
筑肥線に行ってくれたゆせくんはありがたかったっす…
熊本ワープのklideくんで南下を防いだのもあって殆どが北上せずに佐賀平野に行ってしまいました。なんてこったい。
ミッションを全体がバラけてることを前提に組んでたのでガラガラと初期構想が崩壊してく音がしていた…どうして…どうして…

2ndミッションの「福岡県外の温泉に入れ」もほぼ全員が捨てミッションとして見向きもせずに佐賀平野方面に逃亡…筑豊勢を大分か下関、甘鉄勢を熊本や武雄に流す腹づもりだったんですがこの時点で崩壊…はわわ…

3rdミッション「船に乗れ」で逃亡者が島原半島に追い詰められあれよあれよと捕まっていくのはあああとなって見つめていました。
色々選択肢あったし情報出しただろうに…

あまりに捕まりまくったことと、帰宅勢との兼ね合いもあり19:00でゲームを中断しリセット。
この日に捕まらなかった人たちはかなりすごいと思う。行動の想定が甘かったと痛感した。

1日目の反省を踏まえ、当日夜は様々なルール改定作業をやった。
初日は鬼含めた博多出発であったこともありまとまって移動し、固まっているところを纏めてやられていたことを鑑みて、出発地点を申告して範囲内の好きな所にして良いことにした上で、集合をできるだけ避けるように通達、特急ワープで位置が大幅に変わったことを憂慮して、特急乗車時の「何に乗ったか」「どこから乗ったか」を申告してもらうようにした。さらにミッションであった合流ミッションを削除し、位置情報開示を1時間おきとし、移動の自由度を高めた。


さて、coaiさんと高準さんが合流する2日目、スタート時間も初期ルールから変更され朝8:00からとなった。
アレ…?^_^
"アッやべ2日連続で寝坊した!!!!!!!!"
kliedからのLINE電話で叩き起こされたおかげで小倉スタートにはなんとか間に合いましたが、高準さんの行動にかなりの縛りをかけてしまう羽目に。大変申し訳ないことをした。

(ここの執筆間隔が5ヶ月くらい空いてます)
とりあえず博多7:36発ののぞみ8号に飛び乗り、小倉でタオルを渡すことには成功した。
ここで高準さんと少し展開について相談した。
筆者「このままソニックで下って大分方面に行って欲しいです…」
高準さん「時間的にそっちしか行けないからね…」
筆者「ごめんなさい…m(_ _)m)
どう考えても筆者が悪いね、これ。

懺悔と共に高準さんのソニックを見送った後、8:00を迎えゲームリスタート。第一ミッションの発動ボタンをポチッとした後
「腹減ったなぁ…」という事で小倉駅のかしわうどんで朝食。隣にはcoaiさんがいました。
ほーまんが順調に大牟田でミッションをこなしていくのを見ながらcoaiさんと別れて門司港へ。
門司港留置の415系鋼製車を撮影した後海沿いへ、なんか海保が訓練してました。良いものを見れた。

415鋼製車
これ以降見ることはなかった。(書いた後韓国帰りに見た)
海保の複合艇(たぶん)

門司港付近をうろうろした後、関門汽船に乗って下関へ。

二階席を確保

下関に渡って、コロナ禍で長らく行ってなかった唐戸市場へ。商業捕鯨再開で食べれるようになったクジラを堪能しました。この辺で1stミッションが滞りなく終了。つまんねぇの。
下関駅まで歩いていると、猫屋くんから「観覧車に乗りたい!ミッション観覧車に乗れ!」とよくわかんネェ言語でメッセージが来たりしましたが、スルーして下関駅…の前に下関港国際ターミナルを見物。

12月に関釜フェリーで使用した

モスバーガーで充電を兼ねて休憩しつつ全体の様子を確認していましたが、「ちょっとパワーバランスミスったか?」って感想が出てきました。Eさん強すぎるんだわ。
そんなこんなで逃走者チャットで「後藤寺線に乗ります!」って報告が。
…頃合いかなっと思って強制下車イベントを発動。
あまりに拙速すぎた!後藤寺線に乗りますというチャットはそうだけどまだ田川後藤寺停車中だった。後藤寺線内で孤立させようという悪巧みは破綻。結構な数の人が駅にいたみたいで…
やらかしたなぁと思いつつ推移観察。ここから運営の介入できる手段は多くはないですから、チャットでデマ流したり情報戦でコントロールを試みました。(あまりうまく行かなかった)
高速バスミッションを出した後筆者は関門トンネルを抜け小倉に戻り、klideくん(鬼)と小倉駅前で雑談しながら多分こちらにきてるであろうeさん(バス車種で特定したようにしていたが、逃走者チャット普通に覗けてたので確信していた)を高速バス降り場で待ち構えていた。
しかしどうも現れないし件のバスが到着しても乗ってない。どうやら手前のバス停で降りていてらしい。してやられた。喋ってる対岸にゆせくんが居たらしいし、偉いポカをかましたもんだと思った次第である。eさんが西小倉まで抜けて再び出し抜かれたのもあり、klideくんと別れて筆者は日豊線に乗って朽網駅へ。30分くらいバスを待って北九州空港に行きました。初めて北九州空港に行ったんですが、コンパクトでまとまってて、デッキも比較的綺麗(フェンスなのは微妙だったけど)で良い空港だなと感じました。お目当てだった大韓航空の777Fは来なかった(飛ばなかった)けど、海保機抑えられたのでまぁ良いでしょう。

海上保安庁 ダッソー・ファルコン2000
北九州市消防局 ユーロコプターAS365
日本航空 B737-800
スターフライヤー A320

展望デッキの足湯が再開していればなお望ましかったんですが、そううまくは行かないものです。
一通り撮影をこなした後、ソフトクリームを食べて空港を離脱、小倉に戻った後、新幹線で博多に帰り、2日目は投了となりました。
ぶっちゃけ空港以降はほぼ放置プレイみたいなもんでしたのであまり書くことはありません。あっ空港のストリートピアノで弾いたら妙にウケました。

いよいよ3日目、3日目は前日散々暴れ散らしたeさんが諸事情でリタイア、さらに神威とモネくんが久留米から参加しました。事実上戦力外だったし鬼を増やすだけになってしまったんで、結果として逃亡者を害する結果になってしまったのは後悔するところです。やはり実力を鑑みて参加させるべきですね。通学路線の上下線すら間違えるような奴には…(これ以上はいけない)
また、2日目に街兎から初期鬼交代していた桜葉くんが「逃げてぇな」と言い出したので、まぁええかと許可して原田に青タオル(逃走者の印)を渡しに、そして久留米で神威くんとモネくんにタオルを渡し、あまりに動く気配がないものだから「とりあえず来た列車に乗れ!」と念押しして久留米を去ってのですが…
あんのバカども!なんで2人揃って動かずほーまんに纏めてとっ捕まってやがる!流石に何もせずに鬼増殖はマズいので無効として、ほーまんにもこの2人にしばらくの間手を出させないこととしました。
さて、1stミッションは天守閣。唐津は1日目で袋小路と分かっているのに突っ込むやつはそうそういないだろうと考えていましたけど、居ましたねぇ…途中で諦めたのは正しい判断だけど…
残るは中津と小倉の豊前二城。中津城も小倉城も駅からかなり近いので、2日目を大分で終えたゆせくんあたりが攻略に向かうと踏んでましたがそうなりましたね。ぶっちゃけ大分からはさっさと抜けてもらうに越したことはないので良かったです(既に熊本の豊肥本線ルートを塞いでる以上、九大線と日豊線なら所要時間的に絶対日豊線ですよね)
天守閣ミッションが終わったあたりで鬼がいよいよ増え、参加者(逃走者)から「地下街封鎖して欲しい」との悲鳴が。主催からは「地下鉄全面禁制しよう」とか色々言ってきたり先走って宣言されたり色々テンパりましたが、なんとか落ち着いて「地下鉄七隈線の封鎖」「地下街の禁制(博多祇園通路を除く)」に落ち着きました。博多祇園通路を残したのは博多と天神のどちらかなら地下鉄の改札全てに人数置けるくらいに鬼の人数が膨らんで来たので、地下移動での伏線として。(高準さんがちゃんと回収してくれた)あとは現状閉じ込められてれてる人の救済ですね。
さて私は何をしていたかと言うと…
久留米から戻り原田で原田線に乗り、桂川で凍えながら乗り換えた後、筑豊線で折尾に行き、東筑軒のかしわうどんを食べ穴あきスプーンでかしわ肉をじっくり食べれることに感動した後、ソニックで博多に戻ってました。マジでかしわ肉を余すことなく食べれる。すごい。

桂川の売店 いつの間にか閉まってた
昨日も食べた気がする。
ソニックで戻る

私が福岡市内に戻ったタイミングくらいで在外公館ミッションが発動。ここは私が罠を張っていたのでこれに引っかかる人が何人かいて嬉しかったですね。
解説すると在外公館には大使館、領事館、総領事館、政府代表部など様々な種類があるのですが、これらに非常によく似た存在として「名誉領事館」と言うものがあります。名誉領事館の名誉領事は現地の日本人、さらに言えば一般人がほとんどでありその土地の自国民との連絡窓口的な役割を担っているにすぎず、ほとんどの名誉領事館では認証業務すら行っていません。しかし、Googleマップで「在外公館」と検索をかけるとなんとびっくり、「名誉領事館」がヒットするんですね〜
これを利用したトリックミッションだったわけです。

ひどい

ちなみに在福岡の領事館はアメリカ、中国、韓国ベトナム、タイ、オーストラリアになります。(ヒジョーに微妙なところとして中華民国(台湾)もある、ゲーム的には承認するつもりだった。)
これに引っかかった高準さんは逃げ切ったが、うまくベトナムを拾ったけど帰りに待ち伏せされたころじゃむくんは無事死亡、私はそれを確認した上で大濠公園に移動、福岡城ミッションに備えスタバで休憩していました。他の人たちがくるしむなかおまえはなんてまねを。
この時点での残存逃亡者は高準さんとゆせくんのみ。さぁ、あとは脚力勝負です。
ラスト1時間、福岡城に全員集合させ、最後にして地獄のミッションが始まりました。雨なので人が少ない分自由度は高いが、滑りやすいという微妙なコンディション。単純明快な鬼ごっこの時間です。逃走範囲はだいたい二の丸と本丸全体です。流石に九州最大とも言われる福岡城全体でやるのは無理ゲーなので…(福岡城、天守が早々に取り壊されたので印象が薄いけどかの加藤清正が絶賛したほどの巨大な名城)

左が北、下が大濠公園側になる。


私は大濠公園から名島門を通って登城。松の木坂から本丸へまっすぐ至り、天守台から1時間下界の様子を確認していました。途中で荷物預かったりしましたが、1時間どうなるか楽しみながら過ごしました。結局は地蔵さんの陸上部根性が勝ったみたいですね。
これにて九州北部鬼ごっこはめでたく鬼チームの勝利として集結、ダイナミック(物理)な最後を迎えた方もいらっしゃったようですが、劇的な終わり方を出来て良かったかなと思います。
終了後みなさんに天守台に登ってきてもらったんですが謂れなき罵詈雑言を浴びせられました。一体なぜなんでしょうか。皆目見当しかつきません。
みなさんに感謝の言葉を述べたのち、猫屋からの電話をガン無視(気づかなかっただけ)して赤坂駅から博多へ、新幹線の時間が迫っていたcoaiさんの事情もありここで解散としました。
その後ラーメン食べに行ったりもしましたな…

総括

なんやかんや運営としてはうまくやれたと思います。ただ、やはり一人一人の実力の把握と知識が前提となるミッションは可能な限り避けるか、運営のサポートをするべきだなと感じた次第です。
あと、切符は無くさないようにしましょう。
最後に参加者の皆さま、GWにこんな企画にご参加いただき、誠にありがとうございました!


それではここまでお付き合いいただきありがとうございました。12/31、年末まで公開が遅れてしまって申し訳ありません。
それでは皆さま、良いお年を。

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