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梯子と鍛錬とヘベレケ

本日は見逃していた「千原ジュニアのヘベレケ」を観ていた。

この番組は名古屋のローカル番組で、いわゆる酒飲み番組だ。居酒屋を3軒ハシゴしていく中で1軒ずつゲストが増えていくトーク番組という構成になっている。(合間に挟まれるピン芸人の居酒屋ロケコーナーも面白い。)

私は大阪在住なので、もちろん名古屋ローカルは映らない。したがって、U-NEXTで拝見している。

実際に観ていただくのが早いが、この番組を観ていると外で誰かと酒が飲みたくなる。そういうところがお気に入りだ。


こういったコロナ禍になる前は、ほぼ毎週外で酒を飲んでいた。そう思うと今のこの状況は大きく異質なものだ。

しかし、私にとってコロナ禍がもたらしたこういった状況も悪くはないな、と思ったりする。

"酒を楽しむ"という一点に関して言えば、料理を工夫する、目新しい酒を買ってみる、雰囲気(盛り付けやテーブル)を作ってみる、など家飲みでも充分に満足できる。

むしろ、そういったDIY感がけっこう面白いものであり、なによりもあらゆるセンベロ飲みよりもコスパが良い。段違いに。

私は今年の3月まで親の脛齧り、今風に言うと子供部屋おじさんだったので、自炊には慣れていないが、それなりに楽しみつつ自炊スキルを鍛錬している。


コスパを取って居酒屋飲みの良さが分からなくなった、という話では全くなくて、外飲みと家飲みとどちらも楽しめるのがコロナ禍における"最強の飲兵衛"なのだと。

いかなる状況であっても、その時の楽しさを。トラブルや不測な事態も自分なりに楽しめるような。

私はそういう風でありたいなと感じた次第である。


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