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珍しい日本スズラン群生地と釈迦ヶ岳(山梨県)

登山日:5月18日

今回は、釈迦ヶ岳です。
河口湖と甲府を結ぶ若彦トンネルができたとは言え、駅から遠くバス便も悪いため敬遠していた山に行けました。普段ですと富士山駅や河口湖駅からバスで小一時間ほど揺られ、上芦川のスズラン群生地バス停で降り、そこから更に1時間以上歩かなければいけません。でも今日と明日の2日間は年に1度の「すずらんの里祭り」、バス終点の芦川農産物直売所から登山道のあるスズラン群生地まで無料バスの送迎があります。
それに便乗し登山だけではなく、満開のスズランを愛で、その香りを楽しもうとの欲張りな計画です。
しかし、スズランの開花は遅れており残念でした。今年は雨が少なかったことや、春先の寒波で、花々の成長が遅れているそうです。自然が相手ですので仕方ないですね。しかし、白樺林の裾野に広がった緑色のスズランは花をつけなくても美しい景色でした。

釈迦ヶ岳の登山ルートの中で、群生地からが最も簡単で楽なルートです。
しかし、いきなりの急登から始まります。時間は短いので我慢しながら歩くと、尾根道に合流します。あとは附駒山を経て屏風岩までのんびりと尾根歩きが続きます。ピラミダラスな釈迦ヶ岳の山頂が見えてくると尾根歩きも終盤となります。山頂は岩場で屏風岩から岩登りが続きます。難しくはない岩場ですが、少し距離が長いのが嫌になります。山頂ではイケメンのお地蔵様が出迎えてくれました。山頂からの景観は、山々に囲まれ、奥深さを感じる景観でした。

群生地に下山し、お祭り会場の休憩所でお茶を飲みながら疲れを癒やし、無料送迎バスでバス停のある芦川農産物直売所に戻ります。大型バスですが、他に乗客もおらず我々で貸し切りでした。直売所のバス停からは河口湖側には遅い便しかないため、石和温泉駅までバスで向かいました。これもまた乗客は我々だけの貸し切り路線バスでした。山旅というより「山梨・路線バスの旅」との感じでしたね。参加者の皆さん、これに懲りずまたお会いしましょう!

中継地点になる芦川農産物直売所「おごっそう家」、道の駅みたいな施設でしょうか?地元野菜、手作り食品など販売してました。あんころ餅がおいしかった!ここからお祭りの期間中、無料バスが出ます。
ズスラン群生地
日本スズランが保護されています。
今年は春先、寒かったため開花が遅れていました。山のツツジも寒さで芽が枯れて花付きが悪いそうです。
釈迦ヶ岳への登山道
短いですがいきなりの急登でした
新緑が綺麗ですね
府駒山(ふごまやま)山頂、眺望はありません
岩登りの開始です(たいしたことはありません)
釈迦ヶ岳、山頂到着!
黒岳を望む
下山開始
芦川農産物直売所に戻ってきました。ここからバスで石和温泉駅まで行きました
JR石和温泉駅

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