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絵本日記DAY12 はぐ

日本人ももっと、ハグをする習慣があったらいいのに!と思うことがよくあります。

久しぶり、会いたかった! ハグ。

このお菓子、大好きなのありがとう! ハグ。

この流れって、すっごく自然だと思うんだけどなぁ。

でもでも、道を行き交う人たちが見てるかも、とか、相手が異性だった場合、とかとか。

私は最近プライベートで別離を経験したのですが、そのことを知ったハワイに住む友達が「I‘ll send a BIG HUG from Hawaii !」ってメッセージをくれた。海のむこうからハグと愛がちゃんとまっすぐにびゅーんととんできて、とっても嬉しかった。

「I love you.」も、「 I proud of you.」も英語のほうが言い易いのが不思議。

実際に口にだしてみるとやっぱり照れなくもないけど、でも出し惜しみなんてしたくないから、好きなひとには『はぐ』を贈れる私でいたい。

今はソーシャルディスタンスということばもだいぶ耳に慣れて、子どもたちも当たり前のように、嫌がることもなくマスクをちゃんとつけてる。

これからの新しい世界でも、ハグ、は残るんだろうか。

がんばったね、だいじょうぶ、ありがとう、おかえり、ただいま、またいつか。

ことばはいらない「ハグ」という行為を、わたしたちがずっと続けていくことができますように。

こどものとも年少版 はぐ 佐々木マキ

MAY I HUG YOU? 2011年11月1日発行 福音館書店



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