絵本日記DAY10 BANANA
久しぶりに、ときめく絵本に出会いました。
バナナ。私の活舌が良くないせいもあるのだけど、なんだか間の抜けた名前の音。
すいかは麦茶とセットで夏休みと結びついている果物だし、箱に詰められたさくらんぼは昔ひいおばあさんがくれた赤い宝石。
バナナはこれといって特別なエピソードがあるわけでもなく、オールシーズン気づけばそっと台所にいてくれる、親しげのある存在。
それからあの素朴でやわらかな、ぬらっとしたあまさ。
そんなバナナが、じいちゃんとばあちゃんであること、さらにその人