『すみません』の使い過ぎ注意報
ある日のこと
『すみませんって言わなくていいですよ。』
と新人に言われた。
それは、会社で新人の女の子に業務を色々教えている時だった。
新人の女の子のその言い方も、先輩に対してどうなのか、とも思ったが、なるほど、わたしは、すみません、を使い過ぎているかもしれない。
その女の子からしたら,一回り以上、歳が上の先輩が、新人の自分に対して、何か指示するごとに、すみません、と言う事に違和感を感じたのかもしれない。
逆だったら,そう思うものね。
そういえば、私と同じタイプの方が同じフロアにいる。その方は、フロアでは1番役職の高い方なのだが,自分のような下っ端にも、何かの場面で、よく、すみません、と言ってくださる。
確かに最初は、違和感を感じた。
でも、それと同時に、とても丁寧な方だなぁと思ったような気もする。
自分と同じで、相手の年齢や立場に関係なく、誰に対しても敬語を使う方のようだ。
言われる方は、決して、嫌な気はしない。
むしろ、好印象である。
でも、どうして、わたしは誰にでも敬語を使うのかなあと考えてみた。
私の場合、親がとても厳しかった事が影響しているよつな気がする。
初対面の人に、最初からタメ口で話すことはまずない。もちろん、仲良くなると、敬語は自然に取れる。
でも、関係性によっては、心的距離が近くなっても取れないことももちろんある。
新人に言われてからというものの、
わたしは、自分が、すみません、と発すると、
私のすみません使いすぎ注意報のアンテナが
反応するようになった。
なるほど、かなり、すみません、と言っている。。。。。
確かに、すみません、をあまり言い過ぎるのは、場合によっては卑屈に見えるかもしれない。
もっと、堂々としていようでないか、と一昨日思った。
そこで、自分の気持ちを表す時は、謝罪の時はいいとして、あまり、すみません、と言わないようにしよう、と決めた。
誰かに、何かお願いする時や感謝する時は、すみません、以外の言葉を使えばいいのである。
今朝、家で猫とじゃれていた。
猫の尻尾の根っこをキュッとイタズラで握ったら、猫がニャーッ!!と怒った。
わたしは、すみません、と言っていた。
確か、うちの猫はもうすぐ4歳である。
年下に謝る時は、ごめんね、と言うこともルールに入れた。
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