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「ごきげん場🄬」新デザイン完成までの軌跡
こんにちは。
人事部広報を担当しています、ドアです🚪
実は今回初めてnoteでの記事担当となり、緊張しています!笑
そんな私が初めてnoteに投稿する記事ですが、
ツリーベルの企業理念にも密接にかかわる「ごきげん場®」の新デザインについて取り上げたいと思います!
この上半期、私の携わった仕事の一つとして、ツリーベルのコーポレートサイト内にある企業理念ページの刷新があります。
このサイトページにおけるメインとなるテーマがMVVに加えて、「ごきげん場®」を扱った内容となっています。
すなわち今回の記事は「ごきげん場🄬」デザインの刷新について製作の裏話的なものなので、肩を楽にしてお読みいただければと思います🍵
ここで一つ注意事項ですが、読み方は「ごきげん場(ば)」であって「ごきげん場(じょう)」ではありません。
もしこの記事を読んで「間違っていた!」と気づいた方は、この後に続く記事でも連呼されるこの言葉を正しい読み方で呼んでいただけたら嬉しいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1699427786279-hhuWLQi6Cw.png)
そもそも「ごきげん場®」って?
ツリーベルの掲げるMission(ミッション)として「社員と社会に還元する経営」がありますが、そのMissionを実現していくため、
Vision(ビジョン)として目指していることが「かかわる全てを『ごきげん場🄬』にする会社」です。
![](https://assets.st-note.com/img/1699428903530-0zQ5mN3J3e.png?width=800)
ちなみに、よく言われる「MVV」はこの「Mission」「Vision」に「Value」を加えた3つの言葉の頭文字を取ったもので、企業が自社の社会的な存在意義や役割を定義する上で重要なキーワードになっていますね。
難しいことを抜きにするとツリーベルにかかわる全ての人・モノが「ごきげん」になれる「”ごきげん場🄬”づくり」というものを、私たちツリーベルは実践しています。
ところで「ごきげん」と聞くと、聞いた方はなんとなく「”ルンルン”した上機嫌な人」をイメージするかもしれません。
そういう意味では少し異なってくる部分があります。
ツリーベルの掲げる「”ごきげん場®”な会社」とは一義的なものではなく、私たち「ツリーベル社員」一人ひとりの数だけ「このような場所で働きたい」と望む場、
つまり「はたらく居場所」があると考えています。
例えば
IT人材としてスキルを高めていくような「自己研鑽の場」、
チームとしてメンバーが助け合いながら業務を遂行していくような「他者を思い合う場」、
それぞれが刺激し合い高め合ってサービスを作り上げていく「切磋琢磨できる場」、
このように様々です。
そのような各個人にとって「ポジティブ」に作用する場として「ごきげん場®」と定義し、「”ごきげん場🄬”づくり」という場づくりを推進しています。
というところで、「ごきげん場®」について少し知っていただけたのではないかと思いますが、より詳しい内容については完成したホームページを見ていただけたら刷新担当の私が大喜びします。
ツリーベルが捉える4つの「ごきげん」について、それぞれどのような取り組みや制度を実施しているかを紹介しています。
図やイラストも多く入っていて、とてもわかりやすいので、ぜひご覧ください…!
▼ツリーベル企業理念ページ
もし、以前の「ごきげん場®」イメージ図ってどのようなものだったのかご興味を持たれた方は、以下の記事にてツリーベルが大切にしている社内教育でのこだわりとともに紹介がありますので、こちらもご覧ください♪
さて、「ごきげん場®」について理解が深まったところで、この新「ごきげん場®」イメージ図を含めた企業理念ページの刷新までの道のりを振り返りたいと思います。
第一章:新人ドア、HP推進グループに参画…!!!
実は私ことドアは、この2023年の3月下旬に中途入社した、ツリーベル歴としては1年目の新人です。
そんな私がこの「ごきげん場®」の概要を含めた企業理念ページの刷新プロジェクトに参画のお話を頂いたのはなんと、
3月の(ほぼ)最後の日、3月30日でした。入社直後同然のまだ実務にも慣れきっていないツリーベル赤子社員というタイミングでの参画となり、私自身は非常に不安を感じておりました。
そもそもツリーベルへの理解も入社したてで深まっていないと自分自身捉えていたので、そんな私がこの「企業理念」という会社の根幹となる価値観や考え方をうまく形にできるのか、意見を出せるのかという不安でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1699431666870-iPWSHsNEwc.jpg?width=800)
そんな不安に不安を重ねた状態でスタートしたチームプロジェクトですが、それまでの経緯を伺ったり、ツリーベルのMVVに関して密接な相互関係について説明を受けたりと、
参画当初から様々な側面でお力添えいただいたおかげで、
新ページのたたき台作成にはスムーズに着手することができました。
ツリーベルのMVVがどのような考え方と結びついているのか、元となった考え方はどのようなものなのかなど非常に丁寧に経緯を教えていただけたので、目指す方向性の共有・認識合わせにはそこまで苦労することはありませんでした。
☆ちょこっと小話:ツリーベルの「Value」
ツリーベルのMVVのうち「Value」は6つの要素から成っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1699431806976-G1Aqj1b9lg.png?width=800)
この6つの要素の元となっているのは、木村周さんという長年労働行政を深く研究していた方がアメリカの学会で知ったことがきっかけで日本に普及させたものです。
以下のURLはその木村さんが2017年に行った講演の要約ですが、この中で登場する「労働の人間化」というものの説明が6つの要素に当てはまります。
「仕事」というものが複雑化してきた現代において、主観的とされる経験や技能によって成り立っていた作業を客観的・科学的に整理し、管理するような考え方から、人間関係つまりチームワークを大切にする考え方に変容してきており、その流れを汲んだものと予想されるそうです。
つまりツリーベル社員の行動規範の基礎には「人と人とのコミュニケーション」があるということですね!
実際、ツリーベルで働いているとコミュニケーションは活発に行われています。
テレワークであっても出社勤務であっても、臆したり遠慮したりすることなく、先輩社員や上司と連絡を取ることが出来ているので、新入社員の私でも、行動規範の浸透具合を実感しています。
第二章:新イメージ図の元になったのはSDGs!?
一章で着手した新ページのたたき作成において最も時間がかかったのは、やはり「ごきげん場®」の新しいイメージ図の作成でした。
前述したように、ツリーベルは「社員」「顧客」「会社」「社会」の4要素のごきげんがあると捉えています。
そしてそれらの関係性はまず「社員のごきげん」が実現されることで、「顧客のごきげん」、「顧客のごきげん」が「会社のごきげん」、「会社のごきげん」が「社会のごきげん」へ繋がっていくと考えています。
独立したものではなく、相互に影響し合うことで醸成され、さらにはそれが循環していくというイメージを、新たに3D図を利用して表現できないかをチームとして模索しました。
結果として行き着いた図が現在採用しているもので、こちらは「SDGs」の説明でも採用されているウェディングケーキモデルを元にしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1699432095157-29mgvMuVJS.png?width=800)
各層をそれぞれの4つの「ごきげん」に見立て、さらに1層あたりも円グラフにしてツリーベルで現在実践している各要素における「ごきげん場づくり」と言える取り組みを項目として挙げています。
こだわりポイントとしては、円グラフをドーナツ型の穴開き型にしているところです。
先ほどの説明では「社員のごきげん」が他の3つのごきげんに繋がる重要な位置となる構造をしていることがわかると思いますが、「社員」が「顧客」「会社」「社会」を『支える』ような図はイメージとズレがあると感じていました。
しかし、「社員のごきげん」が「社会のごきげん」まで醸成されていくイメージを持っていただくのであればウェディングケーキモデルを用いて、「下から上へ」というイメージ部分は採用したいというジレンマもありました。
そこで、ドーナツ型にし、各層も少し間隔を持たせて「積み上がる感」をなくしたところ、うまくイメージと合致し、課題を解決することができました!
図ひとつとっても、明確な正解がない中で試行錯誤するのは大変なことでしたが、意見を出し合い、「これだ!」と感じるものへ昇華することができた時には本当に大きな達成感を覚えましたね…(しみじみ)
☆ちょこっと小話:SDGsのイメージ図を参考にした背景
何故、「ごきげん場®」の新イメージ図として参考にしたものがSDGsだったのかという点ですが、こちらは昨今の「流行」を意識したものとなります。
このような企業理念と結びついているような「”ごきげん場®”づくり」ですが、主に企業理念ページを閲覧する方は就活・転職にてその企業への就職を考えている方が多いです。
そのため、「伝わりやすさ」という面で「流行」の中にあり、多くの方に馴染みやすいのではないかと考えてSDGsのイメージ図を参考としたという背景があります。
もちろん、ウェディングケーキモデル図が上手くツリーベルの「4つのごきげん」イメージと合致していないと採用できるものではありませんでしたが、今回そのあたりもちょうどハマったということですね!(良かった!)
▼元となったSDGsのウェディングケーキモデル図
第三章:恐怖!デザイナーの再選定…!
ということで第二章にて何とか新デザインについてまとめ上げ、刷新する企業理念ページのたたき台を完成させたドアですが、
ページデザインをお願いするデザイナー様との調整で大きな問題が起こります。
社内決裁を取り、ご依頼予定で進めていたデザイナー様が別件依頼の受注でご依頼が難しくなってしまったのです…!
![](https://assets.st-note.com/img/1699432599970-GgGSjHPB5N.jpg?width=800)
というのも、今回は某案件依頼サイトにて実績部分を確認しながらデザイナー様を選定させていただき、個別でコンタクトを取ってご依頼準備を進めていたのですが、
正式にご依頼として受諾されるまで、デザイナー様が他の案件を受注する可能性がいつでもあるというのがこちらの形式での難点でした。
ご依頼先として問題ないかという検討と同時に、たたき台についても検討に検討を重ねながら、その傍らで並行してデザイナー様の選定も進めていたため、最初の段階でご依頼を検討していたデザイナー様の他の案件受注が先に決まってしまった…というわけでした。
デザイナー様の選定に関しては非常に時間を掛け、慎重に行っていた部分でもあったため、タッチの差でご依頼が間に合わず、この時はとても絶望感に苛まれて、ここまで頭の中に「ガーン」という言葉が鳴り響いた経験はなかったようにも思います(笑)
そんなこんなで非常に悔しい思いをしましたが、「立ち止まっている暇はない!」と、急ぎ新たな候補者を探して声を掛け、ご依頼検討をして、今回素晴らしいデザイナー様に刷新をお願いすることが出来ました。
デザイナー様には最初から最後まで丁寧なヒアリングや調整をいただき、ついに刷新ページが完成。
やはり初めてやることというのは、感覚が掴めないことも大いにあり、失敗が起こりやすいのだと身に沁みたドアでした。
初めて当たってみる事柄に対して慎重さも必要ですが、できうる限りのスピーディさも時には重要なのだと感じた貴重な経験です。
おわりに
企業理念ページ刷新の製作秘話を語らせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
実はこの企業理念ページ担当のチームには社長や取締役、部長、(そしてプロジェクトの後半には本部長も)といった経営陣が参加されていて、当然新人の私は震えが止まらない日々でした!笑
企業理念というページの種別を考えたらもしかするとそこまで異例なことではないのかもしれませんが、新入社員をビビらせるには十分な錚々たる厳つい(笑)役職名の方々…!
おかげさまで改めて重要なページを担当するのだと気を引き締めることもできましたし、何より経営陣の方々と定期的な打合せを通じてツリーベルという会社の方向性や大事にしている”ものの価値観”、なぜそのような方向性を持つに至ったのかという背景など、貴重なお話を多く伺うことのできる、実のある時間だったと、今でも振り返りありがたく感じています。
それに加えて、そんな厳つい役職名の方々ですが、実際にお話してみると皆様非常に温和なお人柄で、気軽な雰囲気でご意見を頂戴しながら進めることができました!
自分自身のアイデアでは手詰まりになってしまう部分も相談をすることで、「なるほど、さすが経営陣…!!」と思わず唸るアイデアが毎回のように飛び出し、スムーズに課題がクリアされていくので、私ひとりでは浮かばなかったであろう数々のアイデアに舌を巻いていました。
そんな様々な方々の想いの結晶を形にしたような「ごきげん場®」が語られている企業理念ページなので、ぜひ一度ご覧になっていただけたら嬉しいです。(文字通り再三の宣伝 笑)
ちなみに採用ページも刷新しています!
こちらはツリーベルの会社データがわかりやすく載っているので、従業員数や残業時間の近年の実績部分など気になる方は併せてご覧ください!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに!
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