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IT企業社員のプロジェクトはどうやって決まる?~SES業界~

みなさん、こんにちは!人事部たむです。
筆者、現在は新米人事ですが、
2年間弊社のSES営業を経験してまいりました。
 
今回は、エンジニアのプロジェクトはどのように決定されていくのか、
営業時代を思い出しながら弊社が大事にしているポイントを4つご紹介していきます。


~はじめに~

まずは大前提、簡単ですが弊社の事業形態からお話いたします。
ざっくりですが、ツリーベルでは、“持ち帰り”と呼ばれる「受託開発」と、
“SES“と呼ばれる「客先常駐サービス」にて、お客様にサービスを提供しています。
筆者がメインに担当していたのはこのうちSESですので、
プロジェクト=エンジニアひとりひとりの常駐先ということになるわけです。

少し偏ったお話になってしまうかもしれませんが、
事業形態が変わってもおおかたプロジェクトを選ぶ際に
大事にしているポイントは同じですので、
参考にしていただければと思います。

次に、プロジェクト決定における大まかな流れですが、
弊社はエンジニアひとりに対し、担当営業が必ずついています。
基本的に、
「プロジェクトを持つお客様に対し、営業がエンジニアをご提案する」
という流れで進んでいきますので、決してエンジニアが自分で自分を
お客様に売り込むということは発生しません。

その前提で下記お読みいただけると幸いです。
それでは早速、
プロジェクト決定の際に大事にしているポイントをお伝えしていきます!

1.常駐先への通勤が可能か

こちらは、リモートワークが普及されてきたので、以前よりも懸念されなくなったと思いますが、フルリモートでない限り、最低限気にするポイントです。

弊社では、基本的にはドアtoドアで1時間半までを上限として、
通勤できる距離を目安にしています。
これは、もちろんですが社員の通勤における負荷を考えてのことです。
通勤時間やリモート日数などをエンジニアと一緒に計算し、
相談しながら通勤可否を相談していきます。
「この人、スキルも条件もやりたいことともマッチしている!でも遠すぎる!泣」と、
泣く泣く諦めることもしばしば、、、。
また、就業時間がイレギュラーなプロジェクトもたまにありますので、
現実的に始発/終電に間に合わないという事象もありました。

2.エンジニアが成長できるか/技術が身につくのか

こちらは非常に重視しているポイントです。
ツリーベルでは、社員ひとりひとりの「成長」を非常に大切にしています。

まずは、エンジニアのスキルレベルが今のプロジェクトよりもUPするのか?
質を高めることはできそうか?新しい技術を学べるか?等、
様々な角度から吟味します。

併せて、コミュニケーション力やマネジメント力、問題解決力など人間力の部分も成長できそうな見込みはあるのか?というのも、
プロジェクトチームの雰囲気やアサインする際の立ち位置から考えます。

「成長」という言葉を使ってしまうと、
人それぞれ捉え方があるかもしれませんし、
深さ・広さ・スピード、色々な成長の仕方がありますね。

エンジニアはひとりひとりの経験値や状況がもちろん異なりますので、
この方にはどんなプロジェクトが最適なのか、
はたまた、このプロジェクトにはどのエンジニアが最適か。
今までやってきたこととなりたい将来像に合わせて、それらを考えながら
ひとりひとりの人生に伴走するようなイメージで営業をしておりました。

例えば、「スキルレベルは高いがまだリーダー経験のないAさん、でもリーダー経験を積み、今後社内の後輩を育てる人になってほしいなあ。」
という会社の期待があった場合、
本人と相談した上で敢えて、「経験値で網羅できてしまうスキルレベルのプロジェクトだけど、人をまとめる役割にチャレンジするためにアサインする」ということもあり得ます。

スキル+人間力の両輪があってこそ!というツリーベルマインドがあるためです。

3.エンジニア本人がやりたいか

続いてこちらは、
ひとつ前のポイントと合わせて、根本的に重要なポイントです。
やりたいかどうか、というよりもエンジニアがそのプロジェクトを、
面白いと思えるかどうかかもしれませんね。

そのために営業は、プロジェクトの魅力やメリット/デメリットなどの詳細をエンジニアへお伝えするのですが、実はエンジニアの心を動かし面白いと思ってもらえるかどうかは営業の力の見せ所でもあります。
これは営業職の魅力のご紹介になってしまいますので、
それはまた次の機会に(笑)!

極端な話、
どんなに条件がマッチしていても、お客様に来てほしいと言われても、
本人が嫌だと言えばそれを強制することはしません。
皆さん真面目な方が多いので、
そんなわがままさんはあまりいませんが、、、(笑)
理由を聞いた際に、家庭的な事情や体調、個人的な理由がある場合もありますのでその際はもちろんエンジニア本人の意向を優先しています。

4.関わる全員がごきげんになれるか

最後にポイントとなるのが、
ツリーベルの「ごきげん場®︎」という概念です。
社員・お客様・会社・社会それぞれにメリットはあるのか、
4方よしになっているのかを重視しています。

ごきげん場®︎

まずは社員。エンジニアひとりひとりにとってメリットはあるのか。
上記で述べたポイントがそれに当たります。

次に、お客様。そのエンジニアがプロジェクトにアサインすることによって、お客様のご要望や課題の解決は可能か、メリットになるのか、総じて喜んでいただけるのか。

次に、会社。売上が確保できる、それ以外にもエンジニアが成長できる、
お客様との信頼関係が深まる、次のお仕事に繋がること等も会社にとってのメリットです。
ツリーベルとお客様は協力関係にあたりますので、お客様にもメリットがあり、我々会社と社員にもメリットがある、win-winの状態でいることが理想です。

最後に、社会に対して貢献できているのか?という視点です。
ツリーベルから社会へダイレクトに貢献できているかと考えると、
それは難しく感じますが、上記で述べてきたことひとつひとつが繋がってゆき、エンジニア社員1人からチームへ→チームから会社へ→会社からお客様へ→お客様からさらにそのお客様へ、と
どんどんごきげん場®︎の波が社会全体へ波及していくことができたら
素晴らしいなと、筆者は思います。

いかがでしたでしょうか。
書いていて、プロジェクトの決定の仕方ひとつを取っても、
ツリーベルが社員をいかに大切にしているのか、
想いが溢れてきてしまいました(笑)
これらマインドは人事部にももちろん浸透しておりますので、
引き続き、弊社の取り組みを紹介していきますね!
次回もお楽しみに。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

ごきげん場®︎について書かれている記事はこちらもございます。
<note記事>
株式会社ツリーベル 社内教育へのこだわり~ごきげん場を目指して~|株式会社ツリーベル|note

また、弊社HPも是非ご覧ください。
<株式会社ツリーベル公式HP>
株式会社ツリーベル | 東京のシステム設計・開発・運用の専門会社 (treebell.co.jp)

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