過去は変えられる
ひすいこたろうさんのこの本の中に、自分を救ってくれる言葉があった。
私は戻らない過去について、ウジウジと考えてしまう時がたまにある。
一度失敗したら、“もう終わり”って思ってしまうのはなんでなんだろうと考えた時に、“失敗はいけないこと” “失敗は悪いこと”と頭に刷り込まれているからだと思った。
だからこれまで失敗しないように努力をしてきたし、子ども時代や学生時代は大きな失敗することなく、なんとなく乗りこなしてきた。
しかし、社会に出てから、失敗を繰り返すこととなる。
余裕のない時ほど、悪いことは連鎖していく。自分がしんどいだけでなく、人にも心配をかけてしまっていた。
人を傷つけてしまったこと
人の言うことに聞く耳を持たず、
暴走してしまったこと
すぐに頑張りすぎて
燃え尽きてしまうこと
気になり始めたら
ずっと気になってしまい
周りが見えなくなること
仕事でこれだけは譲れないという
こだわりが強すぎること
危機的状況になると
パニックになってしまうこと
自分の価値観を
人に押し付けてしまうこと
など。
しかし、この本を読んで、未来次第で過去を変えられるということを知った。
あの失敗があったから、未来の自分に活きている、というふうになるのだろうか。
そう考えてみると、過去の失敗のおかげで自分は成長しているなと思うことがある。
例えば、
お金を使いすぎて1日300円くらいしか使えない極貧時代を経たことで、お金の大切さを学び、節約のスキルを身につけたこと。
働けない状態を経験したので、働けることに喜びを感じられること。
自分がメンタルの不調を経験したからこそ、他の人が困っている時に親身になって相談に乗ることができること。
当たり前の生活を送るのが困難な時期があったからこそ、日々の暮らしがあることに感謝できること。
困っていた時に助けてくれた人々の姿を心に刻んでいるからこそ、自分自身も人に対して優しくあろうと思えていること。
など。
失敗は“プレ成功”とも聞いたことがある。
沢山失敗をしてきた人は、“プレ成功”を沢山持っていることになる✨
プレ成功の数だけ、成功も増えるし、笑い話に変えていけて人を勇気づけられるのかもしれない。また、優しさに変えてていけるのかもしれない。
自分の周りにいる本当に優しくてあったかい人は、どん底を知っている人や、どうにもならないことを抱えながらも生きてきた人が多いように思う。
私も、そちら側の人間になりたい。5年後10年後、いや、20年、30年後?
沢山優しさをもらって生きてきている分、苦しい思いをしている誰かに寄り添える人になりたいなと思う。そして、笑顔いっぱいの日々を送りたい。
この本のおかげで、過去は未来の実績次第で変えられるということを知れた。何かと吹っ切れそう。今はつべこべ言わずに“自分にできる”ことってなんだろう、と考えるようになってきた🐣✨難しいことは考えず、自分の周りでできることに集中したい。
この本を届けてくれたのは、いろどり書房さんです。実店舗をもたない本屋さん。店主の純ちゃんの人柄がとても好き。コミュニケーションが心地良くて、近くにいると元気がもらえます✨
いろどり書房さん、いい本を届けてくださりありがとうございました〜!
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