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”ライターのはしくれ”です(たえさん)

noteをご覧の皆さん、ようこそ。

軽く筆者の紹介
・オフィスで一番のお姉さん社員
・自社メディアで記事を書く、ライターのはしくれ
・しっかり者に見えて、天然で抜けていること多々あり
・2児(姉弟)の母
・古いもの(建物、道具、昔の知恵)や歴史好き
 (ちなみに本日11/15は坂本龍馬の誕生日。家族同様にケーキで祝う)
・健康オタク(冷えとり健康法、酵素玄米、布おむつとかやってる)

お察しのとおり、トレンドには疎く古風め。
女性に特化したマーケティングを行うトレンダーズとは合わないのでは……と、入社当時は恐縮しまくった。
今は、会社の社風や姿勢が好き。自分と合っている、とさえ思っている。

gターンのわたし
地元出身者じゃないので、なぜ大田にいるのか良く聞かれる。
「都会に疲れて田舎に移住?」違う。
「ご主人が大田の人?」いいえ、それも違う。

高校生のときから実家を離れ、今の大田に至るまで、こんな感じ。

鳥取西部→島根県奥出雲町→鳥取市→広島市→松江市→大田市
(大田には、夫の転職でやってきたのだ)

山陰エリア+広島を東へ西へ、単純にIターンでもない……
敢えて表現するならgターンとでも言おうか。完全アウェイなのはIターンと変わらないけど。

やりたい仕事に就いた夫、一方のわたしは
文化財の仕事を諦めなかった夫が得たラストチャンスに乗じてやってきた大田市。世界遺産の石見銀山をめがけて全国各地から観光客が訪れる。
やりがいある仕事に就いて日々勤しむ夫と対照的に、結婚で天職を辞めてきたわたし。やりたいことを見つけたいな、と考える矢先に妊娠、出産。そのまま子育てに突入。

その後
一旦は、観光施設の仕事に就いたけれど、程なくして第2子を授かったこともありあれよあれよと第2子出産~育休へ。
仕事を休んでいる間、ずーっとモヤモヤとした気持ちがあった。
何をしていても「なんか自分らしくない」「なにがしたいの?」「どうありたいの?」自問自答しても答えは出ない。

スリングに幼児を抱え、頭のてっぺんには1センチの円形脱毛症(産後)、肌はカサカサでボロボロ、いつ買ったかわからない楽さ重視の服。
朝起きてご飯を作り、おむつを替えて子どもと遊んで昼寝させ、洗濯物をたたんだら上の子のお迎え。夕ご飯にお風呂、歯みがきして夜の寝かしつけ。毎日が「あっという間の1日」。子どもとの時間は楽しいけれど、どこかで思う「これってわたしの時間を生きてると言えるのか?」心が晴れず、暗闇から脱出する突破口を探していた。

とにかく書いた!
下の子も成長し、そろそろ仕事がしたい。しなくちゃ。だけど
元の職場でわたしは何がしたい?何ができる?……モヤモヤがやっぱり頭を離れない。
年が明けたある日、子どもを寝かしつけたあとのこと。
何かに背中を押されるように、おもむろに手帳とペンを手に取った。買ったばかりの手帳の後ろ側を開き、白紙にただただ頭に思いつくことを書き綴った。グチや不満、漠然とした夢や願望、書いても書いても出てくる。   その日は深夜まで乱筆を走らせた……

運が向こうからやってた                       次の日舞い込んだのが、「東京から進出する会社が人材を求めて座談会をするらしい」の話。そう、トレンダーズとの出会い。しかも、職種はライター採用というじゃないか!

前日、ペンを走らせたあの時間は、
ライティングの神様が「書け!おまえは書くのだ」と言って下さったように思えてならない。書くことで「文字が運を連れて来た」ような感覚。
担当者(かおりん)と話して入社を迎えるまでの時間は、今振り返ってみても不思議。運と縁の巡り合わせ、というほかない。

書くことは、伝えたいことを交通整理すること
話すのは好きだけれど、実は苦手。言いたいことが順序関係なく口から出ていってしまうからだ。今日の出来事を話すと、夫に「で、主語は?」といつも聞かれる。対して、書くのは昔から好きだった。小論文で全国1位になったこともある。

書くことは、いい。時間をかけて伝えたいことを交通整理していける。
読み返して、誤解が生まれないよう直すことができる。
伝えたいことをちゃんと伝えられる方法が、わたしにとって書くこと。

だから、今、ライターの仕事ができてとても楽しい。幸せ。
オフィスのライター仲間たちと、より良い記事、より良い文章を世の中に送り出すことが目下の目標。

これからここnoteで、ライターとしての仕事のこと、そして
もう一つの幸せ要素、子育てのことを書き綴っていこうと思う。
もし良かったら、お付き合いあれ。

次のバトンは、とみちゃん!よろしくです。