日本文学科卒業の私が、プログラミングの第一印象を語る
こんにちは、月子です。
4年大学の日本文学科卒業です。
大学のレベルとしてはMARCHレベルでした。
関東の人なら割と知られている大学で、入学当初は鼻が高かった(第一志望だったし)のですが、ゆるーーーーーい大学生活を送り、何も成し遂げずに卒業。
20代後半で、転職3回と言う崖っぷちに立たされた私が、この記事をお送りします。
まずそもそも、私がなぜプログラミングをやろうと思ったか・・・
理由は単純で、「スキルが欲しかったから」です。
他にも「いつかフリーランスになりたい」「ホテルラウンジでmac叩いている自分がかっこいい」「スキルいっぱい身につけて、企業からチヤホヤされたい」などなど、不純な動機がわんさかあります。
しかし私は日本文学科卒業・・・ゴリゴリの文系である・・・
そんな私が、果たしてプログラミングなんてできるのか?!と思いながら、プログラミングの民間スクールの体験へ行って参りました。
ここの感想は後日、詳しく語るとして、感想としては「意外と楽しい!」でした。
全然解けなかったのですが、プログラミングそのものに嫌悪感などはなく、それが分かっただけでも収穫でした。
家に帰っても、「もっとやりたかったなー」と感じるほど。
そこで無料でプログラミングを学べる「progate」で予習がてら、やってみようと思い立ちます。
無料とは思えないようなクオリティ、図や表を使った分かりやすい解説・・・どんどん夢中になっていきます。
そして心の中で生まれた感情
・・・これが私のプログラミングの第一印象です。
「人間より、楽や」
なんだこの感想!?と石を投げないでください!すみません!いやでもマジで思ったんです!!!
私が転職3回したのは、人間関係が主な原因です。
自分の実力不足や、世渡り下手すぎる部分は、めちゃんこ反省しております。
加えて、一緒に働く人の気持ちが微塵も理解ができなかった。
たとえば2社目、ベンチャー企業に勤めていたのですが、私のOJTが「商品や社用車をぶっ壊す」と言う荒くれ者。
ぶっ壊す理由が、「月子さんがミスするから」なら、100歩譲って理解できたんです。しかし私のミスに対しては、割と寛容でした。
彼が激昂するのは「OJT宛のお客様がいらしたことを知らせた時」「OJTしか出来ない仕事をお願いした時(しかも上司からの依頼)」など、致し方ない理由で呼んだときでした。
つまり、怒りのポイントが意味わからなかった。
後ほど知ったのですが、どうやらOJTには好きな女の子がいたらしく、彼女と一緒にいるときに呼ぶと、めちゃくちゃキレると言う特性があったみたいです。わかるかそんなもん。
あとは3社目もすごかった。
1年間ずっと仲よかった年上の後輩が、新人の女の子が入ってきた瞬間、職場を荒らすと言う行動に出ました。
挨拶はしない、話しかけても無視をする、ある仕事の当番の日に休む(3回連続)などなど・・・
一緒に居酒屋へ行ったり、イルミネーションを見たり、仕事中にたくさん話した彼女が、そんな風に豹変したのがショックでした。
後ほど知ったのですが、彼女はどうやら離婚していたそうです。
そして私と新人が新婚だったのが妬ましく、職場を荒らした・・・いやいや、もっと他にやり方あっただろ。
そのあと私は異動したのですが、これもまぁよくある話かもしれませんが、
上司のおっさんが机で寝る人でした。
私が退職する前日には「俺は後輩とか持ったことないから、引き継ぎとかどうしたらいいか分からない」と言われる始末。
いやいや、60歳のおっさんがソレ言ちゃいます・・・・・・・・・・・・・?
「物とか車とか破壊するのやめてくれ!」「職場を荒らすのはおかしい!」「机で寝る人に指示受けたくない!」などなど、私は割と大声で言ってしまうタイプです。
(今はそんな自分のやり方を反省しています)
振り返ったときに、私は「自分が正しい」というよく言えば正義感、悪く言えば融通がきかない性格だったんだと思います(社会人になってから気づいた)
そんな私だったので、
合っていれば「ちゃんと動作する」
間違っていれば「エラー」と出る・・・
そんなプログラムの練習をするたびに
「は〜〜〜〜〜〜ちゃんと教えてくれてありがとう〜〜〜〜ごめんよ〜〜〜〜!」となります笑
『人間の心の複雑さ』
私は愛おしいものだと感じていました。
ゆえに人の機微を描いた本に夢中になったし、もっと学びたいと思い、大学で専攻していました。
しかし実際に、人間の心に触れたら「めんどくせえ!」という経験ばかり。理解ができない人間心理に触れるたび、「なんやねんこいつ」と毒づく日々でした。
もちろん今では、人の優しさや温かさを感じたり、旦那さんの存在に救われているので、全てを否定する気はさらさらありません。
ただ「人間の心って意味わかんねえな」と思っていた矢先、プログラミングというものを経験したので、
「正か誤か、明確なのってめっちゃ楽」と感じたのかもしれません。
こう書いていると「過去のトンデモナイ奴らがいたからこそ、プログラミングが楽しいという未来を手に入れた」という可能性が出てきます。
そうなると彼ら彼女らにも、感謝しなければいけませんね。あーエジプトあたりに引越してくれないかなぁ(全然感謝する気がない)
今夜の晩酌にて、発泡酒がビールになります。ありがとうございます。