「こひる庵」さんの「味見氷」だけを集めてみたよ。チビでも大満足のかわいい氷たち。

画像1 両国にある「こひる庵」さんは、大好きなかき氷屋さん。冬でも待つことが多いけど、夏はもう…。でも、大丈夫。台帳が出ていて名前を書いておけば涼しい所で待機して、頃合いを見計らって戻ればOK。たとえ順番が過ぎてても、お姉さんに伝えれば次に入れてくれるから。一枚目は「ピーチティー」。ほのかに香る桃の酸味が、お上品。中には必ずクリーム系が内蔵されてるのも特筆すべき。さっぱり、こってりが特徴です。
画像2 2枚目は、「ハニーペッパーナッツ」。その名の通り、ミルクベースにこれらのカップリング。振りかかってるペッパーがもう最強のアクセントで、その合間を縫って垂れているハニーが、刺激を和らげてくれてる。大好きな一品。「こひる庵」の3人のお姉さんたちは、皆礼儀正しくて、親切。ずっと混んでいるのに、サーブしてくれる時「ごゆっくりお召し上がりください」って必ず言ってくれる。この一言は、長い時間待ってた人への最大の労いの言葉かも。だから、またすぐに行きたくなっちゃう。待った甲斐あったね。
画像3 コンパクトな店内には、カウンター4席とテーブル席2つ。ちょいと高めの椅子に辿りつけば、壁のメニューを見て「今日は、どうしようかな?」と迷う。小さいの2つ行って、味見氷も行くか。レギュラーにして、味見氷を2倍(できる日とできない日あり)にするか、なんて悩むのも楽しい。決まったオーダーをお姉さんに告げれば、これまた親切に順番まで尋ねてくれる。今日は、「木苺プリン」ねっとりとした木苺のソースを少しずつ崩しながら、ミルク部分と融合させていくのは、至福。しかも、その前にしっかり一杯は食べているのに、本気でおいしい!
画像4 そんな店内なので、一人で来店されている人が多い。だけど、全員から幸せオーラが出まくっているので、そこはかとなくほっこりとした雰囲気。私もそうだけど、真冬にかき氷につきあってくれるお友達は、そうそういないわけで、でもどうしても食べたいから一人でも来ちゃうよね。これは「くるみシナモンチー」。「チー」は、チーズクリームのこと? 全部好きなやつ。奥深いシナモンの香りが、鼻をスーッと抜けて、その後まるでフーガのようにチーズが追いかけてくる。混然一体となったところへ、ピリッとシナモンが再び頭角を現す。ドラマティック!
画像5 毎回楽しみな味見氷の中で、この「あんずしるこ」は、意表を突かれた。「しるこ」系ちょっと苦手な私は、勇気を出してオーダーしたけど、上にかかってるあんずソースがしるこ状だった。思い切って良かった、良かった。あんずの酸っぱさを、プロの采配で甘味と調和させ、真下に繋がるミルクへと誘わせる。味見氷が後に通常メニューに載ることもあるから、その日が来たら、たとえ真冬でも絶対に行くつもり。これから本格的な夏を迎え、6時間待ちの日もあるからハードル高いけど、いつも心に「こひる庵」! 次はいつ行こうかな?

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