柳亭信楽さんは、いつかきっと「化ける」と思う。予想・・・いえ確信で。

画像1 9月23日内幸町ホールにて「化ける会」。化けるとは、「大物になる」って意味ね。少し会場が大きいので心配になったのか、お友達やご親戚に声をかけて来てもらった信楽さん。毎月の勉強会「集まれ!信楽村」よりは、確かに大きな会場ではある。でも、ナチュラルな感じは全然変わっていない。けど、時折り「あ~、親戚来ちゃってるんだよな~」みたいな照れも、かわいらしくて・・・。信楽さんのネタは、私の好きな中学生男子の笑いの延長みたいで、時折噴出さずにはいられない。今回も、大爆笑の嵐。
画像2 「まくら」の時は、撮影OKだったので、仲入り後にお着換えした黒系の姿もパチリ(スマホだから、この表現は微妙)。たっぷり3席、しかも1席は古典で、大満足。新作と古典の両方できるから、落語界の二刀流って名乗ってたよね。今は「二つ目」だけれど「師匠」って呼んでも良い「真打」になる数年後には、必ず化けてるはず。そんな貴重な人材を「二つ目」から見ることができて、ほんとに嬉しい今日この頃です。
画像3 前回は神田伯山先生がゲストでちょっと持って行かれちゃった、みたいなことを冗談で言っていたけど、今回は三遊亭遊雀師匠が登場。お見事! 直前の信楽さんのネタをすぐにご自分のネタに取り入れて、場内大爆笑の渦に巻きこみつつ、ちゃんと信楽さんを立ててあげる。実は遊雀師匠も大好きな私は、今回のカップリングは夢のよう。師匠の若い人たちに愛のあるアドバイスをする姿は、凛々しくてかっこよくって、だから皆遊雀師匠が大好きなんだよね。充実の秋の一日でした。

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