早稲田大学の村上春樹ライブラリーに行ったよ。ナイス&ウォームな時間が流れてた。

画像1 人気で予約の取りにくい村上春樹ライブラリーに行ったよ。本来は、学生のための図書館なわけだから、遠慮気味にお邪魔しようという気持ちだったけど、とてもウエルカムな雰囲気。学生さんも運用に参加してるってね。そして殆どが撮影OKなのも、嬉しい。まずは、写真で良く見る有名な木製の階段。気になる本があったら、階段に座って読むこともできる。所々にいる人型は、村上作品に出て来そうな感じ。座ってたり棚で逆立ちしてたり。触っても良かったのかな? でも見つめるだけにしておいた。素材は、見た目発泡スチロール系。
画像2 こちらは、村上作品ギャラリー。お友達と「初版本のデザインはこれだったね」とか、「英語版だとこんなタイトルになるんだ」とか「文庫本は、上下巻に分かれてるんだね」なんて懐かしかったり、新しい発見があったり、楽しいコーナーです。それにしても、色々な言語に翻訳されているんだな、と改めてリスペクト。
画像3 「これ何?」突如周囲の雰囲気とそぐわない木製の椅子が、エレベーター前にポツン、と。「あ、ピーターキャットの椅子じゃない? PとCって描いてある」お友達が、推測。そうそう、後で調べたら村上さんが昔やっていた「ピーターキャット」というお店で使われていた椅子の複製なんだって。お店にあったピアノも展示されてた。そのお店行ったことある。1983年頃だから、もうオーナーは替わっていたと思うけど、内装はそのままで、パブサインのようなかわいいお店のボードが入口にあり、そこに猫が描かれてた、と思う。遠い昔、記憶が曖昧。
画像4 ここは、今立ち入り禁止なんだけど、現在の村上さんの書斎を再現してるって書いてあった。奥の棚には、レコードが飾られてるんだけど遠くて見えにくい―、残念。気になる手前の段ボール箱には、何が入ってるのかな? 寄贈された本やレコードだと思うけど、見てみたかった。それと実際のお部屋の日の入り具合は、どうなんだろう。日光が入る方が好きなのか、それとも薄暗い方が筆が進むのか、どっちかな。
画像5 隣接のカフェ「橙子猫」。「オレンジキャット」と読むんだって。それは、「ピーターキャット」にあやかってるらしいけど、こちらは予約なしでも入れるよ。カレーやパニー二、ドーナツ(村上ライブラリーだけに)もあって、落ち着ける。そのエリアにある書籍を見ながらくつろげるので、濃い時間が過ごせる。そーっと紙カップに貼られてるシールをはがして、記念に持ち帰ったよ。でも、また来ようっと。手に取りたい本がたくさんあったから、ね。楽しい一日、村上さん、ありがとう。あ、柳井さん,隈さんにも。

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