ロンドン? いいえ鎌倉英国アンティーク美術館です。

画像1 ロンドン名物オースチンのタクシーがお出迎えしてくれる鎌倉の英国アンティーク美術館は、鶴岡八幡宮のすぐそば。右にちらりと見えるのは、公衆電話ボックスだよ。お友達の娘さん、イギリス留学中なんだけど、テムズ川沿いのこのボックスに入って写真撮るのに20分並んだって。それだけ貴重になっちゃったんだね。日本だって公衆電話少ないもんね。
画像2 中には、館長の土屋正臣さんが集めに集めたコレクションが多数。これは、靴の木型。すごい量だね。2022年オープンというから、まだ新しいのに隈研吾さん設計の建物は、もうメインストリートのランドマークになってる感じ。なにしろ鎌倉彫りをモチーフにした外観はとても素敵。
画像3 これは、ビスケットウォーマーだよ。ビスケットと言うよりスコーンに近いものを温めて、アフタヌーンティーしてたんだろう。優雅。暖炉の前に置いておく、ということだから、まず暖炉ありき、ね。
画像4 あっ、シャーロック・ホームズが住んでいたという設定のベイカーストリートのボードだ。コレを見ただけで、わくわくしちゃう私。地下鉄の駅名にもなっていて、駅構内の壁にはホームズのシルエットが描かれたタイルが貼られているよ。もう、この辺りはホームズ一色。架空のお話なのに住んでいた設定の住所にはブループラーク(著名人が住んでいた場所に記念として設置されるプレート)もあるよ。
画像5 熱烈なシャーロキアンではないけれど、小学6年生の時に読書の楽しさを最初に教えてくれたのが、シャーロック・ホームズ。実は、ホームズの部屋を再現したスペースが見たくてお邪魔したのです。ホームズと助手ワトソンくんの帽子がちょこんと置いてあるテーブル、ニクい演出にため息。おそらく私のイギリス好きの原点は、ホームズなんだなって改めて思った一日。コンパクトだけれど、ぎゅっと詰まった数々のコレクション、一見の価値あり。ショップも充実してたよ。
画像6 おまけ。本当に機能しているイギリスのポスト。エリザベス二世の時代のものだと言うことが、「E Ⅱ R」からわかる。比較的新しめ? でも女王の風格。ここに郵便を配達する郵便局の人はこの時だけ「POST MAN」になっちゃうね。「プリーズ ミスターポストマン」が聴こえてきそう。こんなふうに、色々楽しませてくれる英国アンティーク美術館、しばらく大好きなロンドンに行けない私の目と心を癒してくれましたとさ。

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