4月にリニューアルしたってから、久々上った神戸のポートタワー。

　隙あらば大好きな神戸に行く私だけれど、今回は6月末に2泊で。大浴場がついてるからって、ポートタワーホテルを選んだら、なんと窓の外にこんなふうにポートタワーが！　何よりの目のご馳走。神戸にいるっていう臨場感を感じるのに、これ以上の景色はないさ。

　それで、リニューアルしたポートタワーに上ってみようか、とふと思って出かけて行きましたとさ。たぶん、10年ぶりくらいだと思う。一緒に行った次男がまだ小学生だったもの。そう言えば、工事中の時も知ってる。そのレアな風景も忘れがたいけれど、やっぱりこのビビッドな赤に再会できるのは、嬉しいな。

　まずは、こんなオブジェを見学。スタイリッシュなフォルムは、「鉄塔の美女」って言われてるんだって。1963年に竣工して、なんと日本で初めてライトアップされた建造物とのこと。知らなかった！　びっくり。

　フォルムを模した椅子。欲しい。本気で。今回売っていたかどうかは確認しなかったけど、以前ペットボトルの形がポート―タワーになっている水を買ったことがあって、今でも大切にしている。このシェイプは、本当に美しいと思う。

　フォトスポットも、おしゃれ。プレートがさりげない感じで設置されているけれど、不思議な空間に迷いこんだよう、とも言える。普通は、その名所の写真か何かをバックにしたコーナーになっていたり、「○○に来ました！」というようなボードがあったりするのに。何か大きな狙いがあるのかも。

　外の景色もご紹介しましょう。モザイクタウンね。ここは、飲食店がたくさんあるし、ちょっとした遊園地のアトラクションもあるので、ファミリーで来ている人が多いような気がする楽しいエリア。

　オリエンタルホテルをこのアングルから。海からせり上がってくる波をイメージした建物のデザインとのことだけれど、この一枚じゃ伝わりにくい。すみません。海に突き出ているから、眺めは最高と思われる。時々散歩がてら歩いて行くけれど、まだ泊まったことはないのね。

　展望４Fは、アートの階になってます。打ち上げられた花火が何パータンもあって、目の前で弾けてくれるので嬉しい。

　こちらは、床に散りばめられたたくさんのハート。赤、白、ピンクがひしめきあって。

　それが、どうだ。人間の動きを察知して、絵が動くじゃぁないの。朝一番で行ったため、ほとんど人がいなかったので、このお遊びを堪能。逃げて行くハートたちが、妙にかわいい。よく見るとワインレッドのハートもあるね。

　壁に描かれたモノクロの絵画。説明ボードを読むと、手で触ると体温を関知して色がつく、とある。早速、やってみる。とにかく、やってみる。

　へぇ、こんなふうに色がつくんだ。さーっと撫でる程度に触ってみたんだけど、じわ～っていう感じで色が出てくる。面白い。何回も試しちゃった。

　最後は、ホテルの部屋から見た夜景。ああ、なんて贅沢。夜だと赤い色がますます夜空に映えて美しいわけね。この向きではない部屋もあると思うから、ここを選んでくれたホテルの人にも感謝。
　久々の神戸を堪能しましたとさ。

神戸ポートタワー

神戸ポートタワーホテル・なごみの湯宿【公式サイト】