それは‘もの忘れ‘?それとも‘病気‘?
こんにちはトレホっちです。
今日は敬老の日ですね。
昭和世代はずっーと9月15日でインプットされていましたが、変更されて20年近く経つと第三月曜日に慣れてきました。
そりゃ休みがつながるのは嬉しいですからね。実家に帰るのは盆暮れが定番でしたが、敬老の日が連休になっているので集まって旅行や食事をされるご家族も多いんでしょうか?
家族も気にしておこう
さて敬老の日は普段より何かと祖父母、両親へ気持ちが向きやすい。
しかも認知症と思われる異変に最初に気が付くのは家族が多い。
ということで、公益財団法人認知症の人と家族の会さんが制作された
「認知症」早期発見のめやすをお借りして掲載しました。
注意書きにもありますが「会員さんの経験からまとめられたものであって、医学的な診断基準ではないですよ」ということですが、実際に経験された方々のお話なのでとても参考になると思います。
以前、自治体が行った認知症に関する実態調査を複数読みましたが、ご家族が認知機能の異変に気が付くケースは多いです。
もちろんご本人がしっかりセルフチェックし、自ら受診するという方もいらっしゃいます。
私が周囲からよく聞く話として、なかなかご本人が認めたがらないとか、
指摘すると怒るので言いにくい、があります。
ある機関の調査では”がん”を抑えて「なりたくない病気」の1位になっていましたが、認知症の症状ばかりがクローズアップされて、まだまだ正確な情報が行き渡っていないことを感じます。
ん?あれ?っと思ったらまず受診
見出しにも書いた通り、異変を感じたらまずはお医者さんに。
それはなぜか?
①早く発見できれば、
段階と原因によっては適切な医療で健康な状態復帰への可能性がある
②放っておけばさらに進行する(進行を遅らせる治療法はある)
③いま現在、根本的に認知症を治せる治療薬、治療法はない
ご本人は自分がそうなったとは信じたくないものです。
誰だって「なんかの間違い?ちょっと様子を見てみよか」となります。
その”様子見の期間”が結果的に長引いて、進行してしまうケースだってあります。
行かないで日々を不安に過ごすより、早くお医者さんに診てもらった方がどちらに転んでもご本人のためになる。と、トレホっちは考えます。
かかりつけ医がいるのであればまずはそちらに相談してもいいですし、
なければ”ご本人がお住まい”の市区町村に「地域包括支援センター」が設置されています。センターは介護・医療・保険・福祉の観点から高齢者を支える相談窓口なのでまずはここに相談してみましょう。
こんな時はご本人が一番不安の中にいることをお忘れなく。
周囲もまずは落ち着いて優しく見守り、適切な医療につなぎましょう。
私たちが子どもの時に絶対的な存在だった親は確実に老いています。
昔のイメージで「なんで分からないの?、なんで出来ないの?」と言っても
仕方ありません。もう分からないし、もう出来ないんですから。
でも、それは私たちも「いつか行く道」です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
(つづく)
思い出脳活のトレホHP
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