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60代母と30代娘の欧州旅行①│オリジナル旅支度セットをプレゼントしてみた

2024年3月に60代の母と30代の娘(=私)で、欧州旅行に出掛けます!
これからいろいろと旅行の準備について書いていこうと思うのですが、まずは第一弾として、娘から旅グッズを母にあげた話です。


旅支度セットをプレゼントした理由

私はコロナ禍以降も何度か、ヨーロッパ、アメリカと旅行や出張をしていますが、母は実に6年ぶり?の海外旅行。
色々と世界の事情も変わっていて、ヨーロッパまでのフライト時間が長くなったり、円安でいろんなものを気軽に現地調達しにくくなっていたり、何よりも自分たちが歳を取ったので、準備することで楽になったり快適になることがあるならグッズに頼るのが一番!と思っています。
気が早い母は、旅行の半年前から服装を考えたり、必要なグッズを買おうとし始めたので、下手なものをいっぱい買って行く前から散財しないか、娘はヒヤヒヤ‥‥。
そこで、少しずつ、私が必要と思うものを私の目線で選び、おすすめの旅行グッズとしてプレゼントすることにしたのです!

プレゼントした当時はまだ旅行まで半年弱もあるタイミングだったので、少しずつ旅先のイメージを膨らませてもらうきっかけにもなったかなと思います。

旅支度グッズの中身

こんな感じでプレゼント!
ちょっと福袋っぽいものをイメージしました!

100円ショップで購入した復路に入れてプレゼント。
この袋自体も、軽量・たためる・汚れてもいいので旅行用に1つ入れておくだけでも便利だし、何よりチャックがついてるのが良い!飛行機の荷物入れや電車の網棚にお土産を入れて置いておいても、倒れて中身が出る心配なし!

①しおり兼説明書

しおり兼説明書

今回、この「福袋」は父に会ったときに母に渡してもらうように託したため、直接中身の説明ができない状況‥。
おそらくどうやって使うのか、いつ持っておくものなのか、なぜこれが必要なのか、説明がないと分からないと思ったので、旅のしおりと福袋の説明書を入れておきました。
ケースは100円ショップ。
中身はお恥ずかしいので、書店で買ったポストカードの表紙だけで失礼しますが、大体こんなことを書きました。

  • 心構え:今回我々が行くのはローマとフィレンツェとパリ。観光客が多く、スリの危険もある都市です。日本のような感覚でいるとスリなどの危険があるので、持ち物(特に鞄やお財布)の持ち方、スリの標的にならないための服装選びなどに気を配る必要があることを丁寧に書きました!母は憧れのヨーロッパに向けて、「日本でのおしゃれ」の発想で服選びと鞄選びをしそうない勢いでしたので、それを全力で阻止。若い私だったら感情論で攻めていたかもしれませんが、今は安全第一であることが伝わるよう、リーズナブルに説得してみました。どれだけ伝わったかは分からないけど。。。

  • 持ち物のリスト:機内持ち込み(大きめの鞄)、身の回り品(小さめの鞄)、預入荷物(スーツケース)に分けて、入れるべきもののリストを作成。ここに、今回「福袋」で入れた小物たちがどんな風に活躍するのか、使い方とどこにどうやって持っておくべきかを説明しておきました。

  • 推奨する服装例:防犯、防寒、機内ではリラックスできるよう、服装の例を書きました。特に母は初めてのフランス・イタリアで、この世代の人特有のフランス・イタリアへの憧れとかなり美化されたイメージを持っているので、あまり張り切って日本人的なおしゃれをしすぎると、安全上も良くないことをしっかり書きました。また、「機内は寒いよ」と私が何度も忠告しても「私、暑がりだから」と言う母に、ユニクロのウルトラライトダウンを一つ買うことを勧めました。なかなか歳を取ると、いざという時への備え<いつもの習慣、になってしまうので、説得させるのが難しいんだなあと実感しました。

  • 行程:飛行機の便名、ホテルの名前と住所、現時点での大まかな日程を行程表として入れておきました。

②セキュリティポーチ

こちらも、母からは「こんなのいるぅ?」「ダサい」と言われましたが、鋼のメンタルで、「なくなるよりもダサい方がいい!」「なくしても手伝わないよ!」と半ば脅して押し付けました。たまたまこれまでの少ない海外旅行経験で危ないことがなかった母は、完全に油断している・・。

お腹に巻いておく防犯対策。こちらのLiberFlyerのものをAmazonで購入しました。薄手でたくさん入るので、こちらにパスポート、予備の財布(日本の家の鍵、国内でしか使わないもの:例えば交通系ICカード、新幹線のICカード等を入れとく)、それからホテルのカードキーと名刺(ショップカード的な住所がわかるもの)があれば万が一迷子になってもホテルまでは行けると思うので。

【選んだポイント】薄手でポケットが多く、スキミング防止機能も付いていること!

③ポーチセット

ポーチセット
  • 上)黒いメッシュポーチ(無印良品)。パスポート、航空券、ボールペンなどを入れておく用。よくある「パスポートケース」は結構厚みがあったり重かったり、ポケットがたくさんあって、たまにしか使わない人は慣れなくてどこにモノを入れたか分からなくなると思うのです。母は特に数年に1度しか海外旅行に行かないので、空港でのチェックイン・入国出国審査・荷物検査などパスポートを出す場面で絶対にまごついたり慌てるはず。ならば一つのポーチにポイポイ入れたほうが良いのです。無印には色違いのグレーもありましたが、黒い方が中が見えにくいので、防犯面でもよいと思いました(でも、完全に見えないと何が入っているか外から自分で分からないので、メッシュと言うのがみそ)。

  • 右)グレーのポーチ(無印良品)。こちらをメインのお財布としても使えると思い、購入。表のメッシュ部分と中の部分と2つスペースがあるので、カード│現金と分けてもいいし、カードと現金を一緒│レシート類と分けてもいいし、カードと紙幣を一緒│小銭を分けてもいいと思いました。100円ショップのスプリングチェーンをつけてあげました。鞄の中で固定して防犯対策。

  • 左中・下)ベージュ&黒のお財布(ダイソー)。薄手のナイロンのお財布。ひとつはセキュリティポーチの中に入れておく予備、一つは鞄の中に入れておいて使う用。どちらも薄型でよいです。多分、黒い方はキーリングがついているので自宅の鍵や、国内での交通ICカードなど海外旅行中は不要なものを入れてセキュリティポーチに隠し、ベージュは横にカラビナを通せるループがついているのでこれを鞄の中に入れて使うのがベストかと!

【選んだポイント】とにかく薄手で、セキュリティポーチに入れてもスマートなこと。スプリングチェーンをつけるなら、それをつけられるループがお財布側についていることも重要。100円ショップには普通の2つ折り財布のようなものもたくさんありますが、私の個人的な好みではいちいちカード入れに出し入れしたり探す手間で時間がかかるのと、そこでまごつくとスリなどに狙われるリスクが増えるので、ポイっと現金やカードをひとまとめに入れられることを重要視しました。

④ネックピロー

ケースがついたネックピロー。ケールにループがついているので、カラビナでリュックなどにもつけられる。

今回は欧州まで14時間の長旅なので、ネックピローもプレゼント。
AmazonやYoutubeの旅ブロガーさんの評判の良かった自由に形が変えられるもの。ケースがついているが良いと思いました。
私自身は無印のネックピローを使っているのですが、カバーがなく、なんとなく空港の荷物検査などで外に出したりしたあと顔付近が触れるのが嫌で・・・これなら鞄に入らなくてもカラビナなどをつけて鞄にくくって持ち運ぶこともできるし良いと思いました。
個人的には、自分で空気を入れるタイプのネックピローはフィット感がいまいちなので、多少かさばっても長距離フライトの時には付け心地重視かなと思います。

【選んだポイント】ケースに入っている。フィット感がよさそう。

⑤きんちゃく(靴用)

めったに買わないキャラクター的なグッズ。旅行の時はポップな物があると癒されていいと思う。

いつも旅行の時、予備の靴をスーパーのレジ袋に入れていました。
汚れるので、毎回使い捨てだったのですが、見た目もかわいくないし、ガサガサうるさいし、まあ100円なら、ということで靴用巾着を購入。
母にもプレゼントし、飛行機内・ホテル内ではく予定のスリッパ代わりのサンダルをこれに入れて手荷物にするように言いました!

【選んだポイント】安い!ちょっとテンション上がるかわいい絵と色!多少のビニル加工がしてあって、靴を入れても、底についた水がしみない。

⑥フライトソックス(着圧付き)

圧力の強さ・素材をちょっとずつ変えて3つ購入!(買いすぎ!)

フライトソックスも母は持ってないとのことで、やはり14時間のフライトに備えて購入。身に着ける衣類の着心地や素材に敏感な母なので、万が一かゆくてたまらない、ということにならないよう、3つ買ってみました。
3種類渡して、母には「旅行までに必ずひとつづつ、1日中履いてみて履き心地に問題ないことを確認したものを持っていくように!」と言いました。
もし、全部気に入って2つとか3つ持って行っても、旅先でたくさん歩く日は履いても良いですよね。

  • 左側)Sockwellの高圧力タイプ。今回初めてSockwellのことを知りましたが、今までフライトソックス=黒無地と思い込んでた概念を覆されました!いろんな柄・色があって、これは旅行が楽しくなる!ウールが混ざっているので消臭・保温も期待。

  • 右上)定番のDr. Scholl。コットンが入っているので、化繊100%のよりは肌触りがよいかと思い、購入。

  • 右下)メディキュットの高圧力タイプ。一番足がすっきりすると思うので。

【選んだポイント】素材とデザインと圧力をちょっとずつ変えて好みのものを選んでもらうようにしました。

⑦のどぬーるマスク

のどぬーるマスク(1枚当たり100円くらいする高級品なので、私は機内用としてます)

私自身、のどを乾燥させると一気に風邪まで一直線のタイプなので、極力乾燥させないようにしています。
行きの飛行機で風邪をひいたら旅行が台無しだし、何といっても知らない異国で寝込むことは心身共にしんどいので、予防できるなら予防を!とのどぬーるマスクをプレゼント。
箱がかさばるので、開封して持っていくのが良いです。

【選んだポイント】普通のマスクより加湿効果がある。

⑧ダイソーで買ったいろんな小物

ダイソーは店舗によって商品が違って、これは3店舗ほど色々見て集まった結果です

ダイソーで色々使えそうなのがあったので、まとめてプレゼントしました。
左から・・・

  • 折りたたみハンガー:旅行先で下着などは選択すると思うので、選択したものがかけられるように折りたためるハンガーを持っておくといいです。

  • ダイヤルロック:斜め掛けバッグ、リュックなど、街歩きや移動の際にスリに狙われるといやなので、できるだけロックをしておきます。多少買い物するときに面倒だけど、盗られるよりはマシ。

  • 折り畳みシリコンコップ:日本の航空会社で行くので、多分大丈夫だけど飛行機の中で歯磨きしたりするときに、コップがないと面倒なので、一応プレゼント。

  • スプリングキーホルダー:一つは既にグレーの無印のポーチ(お財布代わり)につけたのですが、もう一つ、予備用。

  • 荷物固定用ベルト:地味ですが、これがあると結構便利。スーツケースの上にお土産の袋やサブバッグを固定できると、ほかのところに神経が使えるので安全のためにもいいと思います。

⑨IKEAのジッパー付きビニール袋

まぁスーパーで売ってるジップロックでもいいんです。

布製のポーチってそれだけでかさばるし、重くなるもとなので、化粧品やちょっとした医薬品、例えばマスクの予備、ティーパックやお菓子などを持っていく場合、こういうジップロック的なものに用途別に分けてパッキングするのが良いです。
中身が見える・ポーチより軽い・汚れてもいい・中身がこぼれても安心と4拍子揃っていると思うんです。
ということで、母にもジップロック旅行術を進めるべくプレゼント。
1リットルのタイプを使えば、機内持ち込みの際の液体物をまとめておくのにも使えます。行きに何かが漏れたりすることも考えられるので、いくつか予備をスーツケースの中に入れておくとおすすめ。
「ジップロック パッキング」で検索するといろんなアイディアが出てくるので、見てみてください!

【選んだポイント】惜しげなく使える値段、なおかつ可愛い、いろんなサイズ展開がある

おわりに

こうやって旅支度をしていると、手間と多少のお金と引き換えに快適や安全が手に入るのであれば、特に母との旅行でトラブルには逢いたくないので無駄ではない準備だったかなと思っています。
…大半が、私の細かすぎる旅支度へのこだわりを押し付けているだけなんですけどね。
こんな感じで、これからも引き続き、少しずつ母娘旅行の準備について、書いていければと思います!

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