甘みがなくなる!? ギムネマ酸の不思議
味覚の変化を体験するシリーズ。
前回はミラクルフルーツを試しましたが、今回はギムネマ酸の働きを体感します。購入したのはギムネマ茶。
ギムネマは熱帯から亜熱帯地方にかけて分布する常緑つる性の植物で、葉を乾燥させてお茶にします。このギムネマにはギムネマ酸という配糖体が含まれており、それが人間の舌にある甘味受容体に作用して、甘みを感じなくさせる働きがあります。ちなみにギムネマ酸の構造などを調べた横浜国立大学の栗原先生は前回の記事で紹介したミラクリンの構造を明らかにした人でもあり