見出し画像

【初めての留学】英語力0でもなんとかなった話

こんばんは。1年間で4か国留学×15か国20都市以上の旅暮らしを経験したWakanaです。
▷▶︎▷自己紹介はこちらをどうぞ


■ 当時の英語力

中学の時は英語が赤点レベルで、高校は早々に中退したので英語は全く話せないと言っていいほど英語力0からのスタートです。

" Hello! "
" I'm Wakana from Japan. "
" I'm hungry. "
" Thank you! "

たぶんこのくらいは言えたかなと思います。

国際線から国内線の乗り換えで預け入れ荷物(キャリーケース)を持たずに手ぶらでゲートを出る→止められる→何言っているかよく分からない→諦めて関係者出入り口から荷物受取所に追い出されることから始まった最初の留学。それがオーストラリアのパースでした。

(預け入れ荷物は勝手に運んでくれると思ってました・・・。笑)



■ 苦労したこと

そもそも英語が聞き取れない

まず、ホームステイ先の家族と会話ができません。だって英語が分からないんだもの・・・。笑

「ステーキの焼き加減どうする?」→「???何言ってるの??」
「外雨降ってた?」→「???えっ・・・、なんて???」

そんな毎日を繰り返した初めての留学でした。

伝えたいことが言えない

「今日は学校どうだった?」→「なんとなく分かるけど・・・答えれんっ!!」
「これって日本でよく食べるでしょ?」→「いや・・・食べ方違うけど伝えれん・・・」

少しずつ聞き取りに慣れてきた頃に襲ってくる次の難点は「伝えたいことが言えない」でした。

「日本の唐揚げだよ〜」と言ってナゲットが出てきたとある日の夕食。
醤油をつけてナゲットを食べるのが日本流とよく分からない間違った文化が伝わったまま否定をすることもできず食べた謎の味。「それ違うよ」と言えなかったことが今でも悔やまれます・・・。

みなさんはナゲットに醤油(とわさび)を付けて食べたことありますか?



■ オンライン英会話に登録

「英語話せない」「やばい」「どうしよう」の焦りと不安から留学3日後にオンライン英会話の無料体験を始めました。

初めて数日。

  • 電波が悪くてすぐ途切れる

  • なんで留学してるのにオンライン英会話やってんやろ

と、我にかえり無料体験は終了しました。高いお金払って時間作って海外に留学してるのに、現地の人と話さずにオンライン英会話で英語勉強するのは「なんか違う!!」と思い心を入れ替えた留学1週間後。



■ これだけはやりました!

「英語話せないから語学学校来てるんじゃん!」と開き直った当時のわたしは3つのことを徹底しました。

  • 常に笑顔を忘れない

  • 学校一番乗り

  • 積極的に話す

常に笑顔を忘れない

「どうせ話せないなら、とりあえず笑ってよう」

しかめっ面で怖い顔した相手より、にこにこ笑顔でいてくれる相手の方が話しやすいと思いませんか?

普段より少しオーバーなリアクションや笑顔は絶やさず生活する。そのおかげで表情筋が攣りそうでしたが、わたしの印象は「いつも笑顔で楽しそうな人」になりました。

学校一番乗り

語学学校の授業数って意外と少ないんですよね・・・。
1日4時間前後しかなくて、そのうえグループレッスンなので発言の機会が少ない。「だったら学校に早く行って友達や先生と話せばいいじゃん!」と考えた当時のわたしは学校が開く朝一番に向かってました。

どちらかと言えば学校は遅刻やサボるのが当たり前の日常を送っていたので、あんなに真面目に登校したのは後にも先にもこの時だけです。

気付けばみんなも朝早く登校してくれるようになって、謎のモーニング会(+英語勉強会)が開催されていました。

朝8時のテンション

「日本ではこのポーズが流行ってるんだよ」とかでたらめ教えてごめんなさい

朝早く登校していた理由に「狙ってた先生がいた」というのもありますが、そのお話はいつかどこかでひっそりと書かせていただきますね。

積極的に話す

学校の友達、ステイ先の家族、カフェの店員さんやバス待ちで知り合う人たち。留学先ではネイティブが溢れているので英語学習中のわたしからすると周りの人たちみんなが先生でした。

「勉強中なんだから間違って当たり前」「失敗を怖がる必要なんてない」といつだったか友達に言われてから気持ちが楽になり、思い当たる英語(もはや単語でしたが)やジェスチャーで会話を楽しむようになりました。



■ 友達100人

おそらく100人とまではいかないと思いますが・・・、日中の時間に来ている生徒全員と仲良くなれました。当時のクラスからキッチンまでは全クラスを通る必要があったのですが、友達から声をかけられて気付けばお昼時間が終わる・・・なんてこともしばしば。

お昼ご飯を逃すことが多々あったので、こっそり裏道を通ってキッチンに向かってました。みんなごめん・・・。

授業が始まる5分前


気付けばどこにいてもみんなが声をかけてくれたり、先生とも仲良くなってちょっとした有名人だったそうです。



■ 今だから思う・・・

もしあの頃に戻れるのであれば・・・。
当時のわたしに「日常会話を少しでもいいから勉強しなさい」と伝えたい。

きっと英語力0のわたしだったから、こんなに素敵な経験もできて、友達もたくさんできたのかなと思うんです。
ただ・・・今でもそうですが、何か国も留学を重ねるうちに「やっぱり英語力がないと話したいことも伝わらない」「深い話ができない」と壁にぶち当たるんです。

当時、英語がペラペラじゃなくてもいいから少しだけコミュニケーションが取れる力があれば、もっと良い関係や楽しい思い出ができたんじゃないかなと思います。

もちろん英語嫌いの中卒×英語力0のわたしでも最高に楽しい留学ができたので、英語が話せない方でも安心してください。少し大変ですが、きっと素敵な経験ができます。



Wakana

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?