見出し画像

若猫のがん(リンパ腫)闘病記⑥

ついにがんが寛解し、抗がん剤治療も終了したあきた。
でもいつか来る再発に向けて、少しでもそれが遅くなるように何かできることはないか・・・

というところで

①抗がん剤治療を続ける
②民間療法をする
③何もしない

どれが正解かはわかりませんが、こんな選択肢を病院で教えてもらいました。

そしてその中で、②民間療法のひとつ、「丸山ワクチン」というものを試すことにしました。

丸山ワクチンは、元々は結核の治療薬と開発されたそうですが、がんに効果があるということで多くの(人間含む)がん患者さんに使用されているものとだそうです。

丸山ワクチン(SSM=Specific Substance MARUYAMA)は1944年、皮膚結核の治療薬として誕生しました。ワクチンの生みの親である故 丸山千里博士(元日本医科大学学長・1901~1992年)にちなんで後に丸山ワクチンと呼ばれるようになりました。皮膚結核に対して驚くべき効果をもたらしたこのワクチンは、ハンセン病の皮膚障害、発汗障害、神経障害にも効果を上げました。

皮膚結核やハンセン病の治療に打ち込むなかで、あるとき、この二つの病気にはガン患者が少ないという共通点が見つかりました。このようにして、ガンに対するワクチンの作用を調べる研究が始まりました。

1964年の暮れ、丸山は実際のガン治療にワクチンを用いることを決意し、知り合いの医師にワクチンを使ってみてくれるように依頼しました。そのうちに、あちこちの医師から「ガンの縮小がみられる」などの報告が届くようになります。なによりも驚いたのは、ワクチンを打った末期ガンの患者さんの中に、ガンと共存して何年も元気に暮らす人が現れるようになったことです。
丸山ワクチン


丸山ワクチンの特徴も、併せてHPから引用します。

1. 副作用がほとんどない

丸山ワクチンには、直接ガン細胞を殺す作用がありません。つまり正常な細胞に対しても毒性を持たず、副作用の心配がほとんどありません。だからどのような段階のガンであっても、また、患者さんの体の衰弱が激しくても、長期にわたって安心して使うことができます。進行したガンの患者さんで、10年、20年とワクチンを続けておられる方も珍しくありません。患者さんにとっての最大の利点といえるでしょう。

2. 延命効果が見られる

現在、ワクチンを使う患者さんの中には末期ガンと呼ばれる段階の方が多くいらっしゃいます。これらの患者さんは、体が弱りきっていたりガンの転移が広範囲に及んでいたりして、手術療法や放射線療法などの治療法を選択できない人が相当数おられます。そうした条件から考えると、丸山ワクチンで3年、5年、10年と長期延命している方が多くいることは非常に大きな意味をもっています。

3. 自覚症状の改善が図れる

ガンが進行すると痛みや貧血など、患者さんにとって大変つらい自覚症状が現れますが、丸山ワクチンにはこうした苦痛をやわらげる作用があります。自覚症状がなくなることで、たとえ体内にガンが残っていたとしても、患者さんは通常の生活を送ることができるようになるのです。

4. ガン腫の増殖が抑えられる

ワクチンを続けていくと、コラーゲン(細胞と細胞をつないでいる線維状のたんぱく質)が増殖しガン細胞を封じ込めます。ガン細胞が周囲の組織に侵入しようとしても、コラーゲンの線維が追いかけてがんじがらめに包囲します。この「封じ込め」作用が、ガンを縮小し、場合によっては完全に消し去ることもあります。
丸山ワクチン

ポイントとなったのは1の副作用がほとんどないというところですね。
やはりこれから先、今まで以上に何が正解かわからない、病院の先生すら方向性を決めることをしなかった今後の治療(予防)について、あきたがしんどい思いをしてまでやることはしたくない、というのが一番でした。
でも何かできることがあればしてあげたいという中で、副作用も決まったクール等もないので合わなけれすぐやめても良いということで、この丸山ワクチンを試すことにしました。


ですが、この選択には大きな問題が・・・・




丸山ワクチンは、2日に1回皮下注射を打つんです。

これが難しい!!!!(僕が下手すぎて)


首の後ろくらいの皮をひっぱって、そこに注射をするのですが、やはり針を刺すのでもちろんあきたはチクっとします。
病院で先生がやってくれる分にはあきたは緊張しておとなしい&先生も看護師さんも慣れてるので一瞬でやってくれますが、家でやる場合は長時間押さえつけようとすると逃げようと暴れるし、慣れてないからこそ失敗しないように針を刺そうとするので時間がかかって、余計に痛い。


病院で打つ様子を動画で撮らせてもらい何回も見たり、Youtubeやネットで色々とコツを調べますが、大体が「一人が体を抑えて、もう一人がささっと打つ」ってやってるんですよね。

手ェ4本くれぇ・・・!!(切実


悪戦苦闘の注射生活が始まりました。


続く。(ネタばれしとくと、注射生活はそんなに続きません。笑)

応援していただけると嬉しいです!!いただいたサポート以上に価値ある情報発信できるよう、頑張っていきます!