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東京の良さに気づく

9/1から東京を出発して北海道と東北地方、一部関東を旅している。東北の県は全て行き、北海道の地にも足を踏み入れた。この記事を書いている今は東京に向けて進んでいる。
約20日間旅をして思ったのは、結局のところ東京であるということ。どう思うかは人それぞれだが個人的にはそう思った。結局のところというのは、色んな生き方ができるのが東京であり、色んな選択肢があるのが東京であって、つまりとても住みやすいということである。もちろん、地方にもいいところはたくさんあり、地方でしか実現できないことはある。
よく東京は家賃が高いというのを耳にするが、それは東京ブランドへの勝手なイメージにしかすぎない。たしかに、地方と比べて家賃が高い物件は多いが、お手頃な価格の物件がたくさんあることも事実である。今地方で5万円の物件で暮らしていたとしても、東京でも5万円の物件で暮らすことは可能である。地方では高価格帯の物件を販売しても需要がないだけで、経済の中心である東京では様々な人がいるので需要が成り立つ。それだけの話である。

旅をしている中で、各地のホテルやゲストハウスに滞在してきた。色々な場所に滞在して思ったのは、宿泊費は東京とあまり変わらないことである。むしろ地方の方が若干高い気もする。新型コロナの影響については、国内の人の移動が減っていることと、各地の感染症対策状況はそこまで差異はなかったので、あまり関係がないと思われる。とくにゲストハウスは、東京だときれいでリーズナブルな施設が多い。地方に行くと東京の倍するぐらいの価格が多かった。
ホテル暮らしというのを聞いたことがあるかもしれない。ホテル暮らしは、物件を借りて定住するのではなくホテルで暮らすことをいう。ホテルに住むので、初期費用の支払いや契約書の締結、とくに使うこともないであろう保険などの加入もしなくていい。机やベッド、ドライヤーなどの家具家電は揃っているので自分で購入する必要もない。だんだんとホテル暮らしをする人が増えてきているのか、長期プランの連泊サービスを提供するホテルも増えている。外泊すると家賃が下がるサブスク住居という面白いサービスもある。ホテルのサブスクもいくつかあるが、やはり東京と比べると数と質で見劣りする。

暮らしという点で住みやすさを追求するなら結局、選択肢の多い東京である。都会に抵抗があるなら奥多摩に行けば良い。つがるりんご農家や松坂牛の畜産家になりたいなら東京という選択肢はないが、そうでない場合で東京は住みにくいと思うのは間違えである。

仕事の面でみると、こちらも東京の方が多様性に富んでいて選択肢が多い。経済の中心であるので、東京を拠点とする企業は多く大企業から町工場、農業も畜産もある。東京だからといって農業ができないわけではない。

東京は地方と比べて物価が高いとよく聞く。たしかに総合的に物の価格を比べると地方より若干高い。だが、家の家賃と同じで高いものもあれば安いものもある。お弁当なんかは300円あればそこそこ量が入ったものも購入できるし、商店街の八百屋に行けば新鮮な野菜も安くで手に入ったりする。美容室も特段高いわけでもない。外食も安く済ませようと思えば安く済ませられる。高い金額を払っていい物を食べたいなら、すぐにそうすることもできる。ようするに、物を買う選択肢も幅広いということである。

結局東京というのは個人的な意見であるが、物が高くて住みにくいというのは間違いである。選択肢が多くて色んな生き方ができるというのが正解である。

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