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【5月下旬なら】バンクーバーでキバナフジ

こんにちは、旅行屋です。

オーロラの記事が続きましたので、
ここで少し別のもの。

弊社はカナダのブリティッシュ・コロンビア州、
バンクーバーにあります。

バンクーバーは太平洋側からですと、
西海岸の空の玄関です。

バンクーバー国際空港に日本からいらして、
その後目的地に向かわれる方も多いとおもいます。

さて、あんなに遠く感じていたのに、
もう今日から5月。

突然ですが、自然好きな方、5月下旬ごろ、
バンクーバーに来られることがありましたら、
ぜひおすすめしたい場所があります。


おすすめの場所はどこ?

場所は、バンデューセン植物園。
バンデューセン庭園という人もいます。

バンデューセンさんというご家族が
土地を寄付されたということで、
この名がついていたと記憶しております。

バンクーバー市が管理している割と大きな庭園です。

4月にはジャパンフェアという、
日本をテーマにしたお祭りも開かれます。

クリスマスにはイルミネーションもあります。

キバナフジとは

キバナフジは漢字で「黄花藤」と書きます。

黄色の花が鎖のように木から垂れ下がる様子から、キングサリ(金鎖)ともよばれます。

黄色の房が鮮やか

奇しくも4月30日、
これを書いている1日前の誕生花だそうです。

英語名ではラバーナム(Laburnum)と言います。

紫の藤がウィステリア(Wisteria)と呼ばれますが、イエロー○○とよばれず、独特の名前で呼ばれることが興味深いですね。

インフルエンサーが集うキバナフジの小径

季節になると、最初は薄い黄色だったのが、鮮やかな黄色になります。

まるで、インクの切れた黄色の蛍光ペンの色が急に復活していくみたいです。

この時期、自然を好きな方だけではなく、自称他称SNSインフルエンサーがこぞって庭園のキバナフジの小径を訪れます。静止画、動画を撮りまくるのが目的です。

園内は市内の管轄ですので、商業的な目的の場合は正式に市に申し出をしなければなりません。

最近は便利な世の中ですので、一般の人でもレフ板など持っていますが、以前、レフ板とかなりの装備の撮影道具を持ち込もうとして、受付で止められているグループを見かけたことがあります。

おすすめ観察時間

おすすめの観察時間はズバリ、平日の開園直後です。
撮影もしたいのであれば、土日は避けた方が良いかもしれません。
土日だけしか時間が取れないということであれば、断然開園直後をおすすめします。

入り口付近の噴水も後回しにして

本当に信じられないくらいの人がどんどんやってくるので、平日でも、ピークの時期には入園したら、他の場所には脇目も振らず、キバナフジの小径を目指して下さい。

たまに一方通行を指示されることもあります。
小径の入口も綺麗ですが、映えるのは、突き当たりを曲がった先のストレートなラインが続く部分です。

この小径の真っ直ぐなエリアに早く到達するが吉

他の花も綺麗

他の花も綺麗です。

ブリーディングハート


ウィステリア
アゼリア

ちょうどこの時期にバンクーバーに行かれる方、ぜひ行ってみて下さい。

庭園の公式SNSでは、ピーク時に開花情報がでますよ。

ねぎぼうずみたいな花を入れて撮る人も多い
そう、うしろのふさふさした「これ」