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2021/2022 Supercoppa参加チーム試合後コメントまとめ

※翻訳はあくまで趣味の範囲であり、誤訳が含まれる可能性もあることを了承いただきお読みください。

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いつもはリーグの前のオープニングマッチとして行われるカップ戦『Supercoppa』。今シーズンは第2節と第3節の間に行われました。

2021/2022のSupercoppaはTrentinoの圧勝で幕を閉じました。本当に強かった…!

イタリアリーグを見始めてまだ4シーズン目ですが、いつも決まって決勝戦と言えば「Civitanova vs Perugia」でした。なので「Monza vs Trentino」という決勝カードは、イタリアリーグに新たな風が吹いたような気がしたのです。

この2チームは何といっても『若い』!チーム平均年齢がTrentino:25.83歳、Monza:25.10歳とリーグ全体でも下から数えた方が早いです。

また、Trentinoは長らくトップ4のチームですがMonzaは昨シーズン初めてトップ4入りという快挙を見せたチーム。そんな彼らが、これまで勝ったことのないCivitanovaを1-3で倒し決勝進出したことは本当に素晴らしいのです。心からおめでとうと言いたいし、リーグでのさらなる快進撃が見ものです。

イタリアリーグはまだ始まったばかりですが、何が起こるんだろう!各チームどんな進化を見せるんだろう!とワクワクが止まりません。

以下、Supercoppa参加4チームの試合後コメントをまとめました。

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優勝:Trentino

Trentinoは2019年3月26日に獲得したCEVカップ以来のトロフィー獲得となり、2年7ヶ月ぶりの優勝を味わった。Supercoppa優勝は3回目で、前回は2013年と久しい。チームとしては19個目のタイトルとなった。(リーグ優勝4回、クラブ選手権5回、CL3回、CEV Cup1回、Coppa Italia3回、Supercoppa3回)

ロレンツェッティ監督(石川がModena所属の時に監督だった方)

「これ以上ないほど素晴らしいシーズンのスタートとなりましたが、大切なのは、地に足をつけて、たった一度の週末の試合に意味を持たせすぎないことです。
リーグはまだ始まったばかりですが、近年のCivitanovaやPerugiaという『バレーボール独裁者』からタイトルを奪えたことは喜ばしいことです。2018年(Supercoppa)はModenaだけがそれを成し遂げていましたが、今度は私たちの番です。イタリアでは当たり前のように非常に競争が激しく、それゆえに難しい状況の中で勝ったのですから、当然この優勝は嬉しいです」

カジースキ(キャプテン)Supercoppa MVP

カジースキがTrentinoで獲得した16個目のタイトルになりました。Supercoppa優勝は2回目になります。また、決勝戦においてTrentinoでの得点5,000ポイントを達成したようです。

「今日は勝てて本当に良かったですし、とても嬉しいですが、その功績は私の(Trentinoへの)カムバックがあったからというわけではなく、良いプレーをしたチーム全体のものです。
あのような形(デュースに持ち込まれての33-31)で敗れた3セット目の後も心が折れることなく、『戦いたい』『勝ちたい』という気持ちを持ってコートに戻ってきました。
私たちは確かに小さな不完全さがありましたが、チームスピリットでカバーし、よくプレーしました」

ポドラスチャニン

「私のように、昨年5月1日にチャンピオンズリーグの敗戦(ポーランドのチーム、Zaksaが優勝しTrentinoは準優勝だった)を経験した者は、すぐにでもコートに戻ってきて何かを勝ち取り、新たな一歩を踏み出したいと強く願っていました。なので、私たちは今日それを成し遂げることができてとても満足しています。
このチームには、才能だけではない若い選手がたくさんいます。彼らはハイレベルなアスリートであり、試合の重要な場面で得点を決めることのできる力をすでに持っています。彼らを祝福したいと思います。なぜなら、これは今シーズンの素晴らしいスタートだからです。
リシナツと私は、セッターのズベルトリと短期間で良い理解関係を築くことができ、すぐに力を発揮することができました」

ズベルトリ

「このような形で(新しいシーズンを)スタートすることは、本当に夢のようです。今回の成功は、ゲームが困難な状況にあっても、自分たちの姿勢を貫いた結果だと思います。
このような素晴らしい週末を、新しい、しかしすでに非常にまとまりのあるチームと過ごせたことは素晴らしいことでした。

本当に嬉しいです。なぜなら、私は本当にTrentinoというチームに加入したかったからです。この成功は未来のチームメイトと一緒に欧州選手権を制覇する前に行った、夏の選択(長く所属したMilanoと別れTrentinoへ移籍することを決断したこと)に報いるものです」

準優勝:Monza

エッケリ監督

「この決勝戦が出発点になることを願っています。何がうまくいって、何がうまくいかなかったのかを理解するために、冷静な分析をしなければなりません。
確かなことは、Trentinoは非常に完成度の高いチームで、現時点ではおそらくSuperLega最強のチームであり、それをコート上で試したということです。

このSupercoppaでかなりのエネルギーを消耗しました。体力を回復して、そして今回の敗北を忘れて次の試合に臨まなければなりません」

ガラッシ

「特に最初の2セットは、昨日までの自分たち、そしてリーグ開幕戦での自分たちの姿がコートに現れなかったので悔しさもあります。
しかし、この決勝戦を出発点にしなければなりません。Supercoppaでこのような結果(Monzaが決勝進出)になるとは誰も予想していなかったでしょうから、私たちは誇りに思わなければなりません。一方で、何がうまくいかなかったのかを理解し、同じ過ちを繰り返さないようにしなければなりません。
今夜、Trentinoは素晴らしい試合をしました。特にカバーリングの面で。カバーリングができるかどうかは、チームの健康状態を示す温度計のようなものです。
今日、彼らは持てるものを全て発揮していましたが、逆に私たちは自分たちの仕事をすることができなかった。自分たちのやり方でプレーしていたら、いずれにしても負けていたかもしれないが、その結果は違うものになっていたでしょう」

Civitanova(準決勝でMonzaに敗戦)

ブレンジ―ニ監督(東京五輪まで男子イタリア代表監督)

私たちはもっと良いプレーをしなければなりませんし、多くのことを改善しなければなりません。
レセプションの連続性に苦労しました。一方で、特に序盤は、落としてはいけないボールを落としてしまったり、ディフェンスでもっとうまくやるべきでした。
私たちにとっては、これらすべてのことの質を高めることが不可欠であり、そのためには毎日のトレーニングでそれを探していくしかありません。

Monzaの今日の結果は、おめでとうございます。

第3セットではうまく対応できました。繰り返しになりますが、相手は我々に常にプレッシャーを与えてくるので、もっとうまくやらなければなりません」

膝の手術後、まだ治療とジムワークを続けているザイツェフの復帰を待つ間に、キューバ人アタッカー、ヤントが回復すれば、ジムでの技術セッションに新たな弾みがつくかもしれない。ブレンジーニ監督もそう願っている。

「Monzaではヤントをベンチに入れていましたが、彼はまだ100%の状態ではありませんでした。彼を連れてきたのは、緊急時にセカンドラインを助けてくれるだろうと思ったからです。彼は回復していますが、再発やさらなる停止の可能性がある状況を強行するのはリスクがありました。彼が回復することで、我々はトレーニングのレベルを上げることができるでしょう。

議論してもあまり意味はなく、我々は練習を重ね成長しなければなりません。私たちはアイデンティティを確立しようとしているところなので、トレーニングで自分たちのものにしておかないと、実戦でうまくいくとは考えられません。
私たちは、忍耐強く、回復力があり、様々な視点から状況を調整しなければなりません」

コヴァル

「Monzaは素晴らしい試合をしてくれました。サーブとレシーブが勝敗を分けましたが、私たちはこの点で非常に苦労しました。第3セットの対応は良かったが、十分ではありませんでした。

相手の良し悪しにかかわらず、この試合に満足することはできません。今日見せたようなレベルでプレーすれば、多くの相手に苦戦することになるでしょう。それを意識してもっとうまくやらなければならなりません。肝心なのは、とにかく練習、練習、練習!です」

アンザーニ

「Monzaはとても良い試合をしました。そしてこの敗戦には我々のデメリットが多く含まれています。これでホームでの2連敗となり(2節でPiacenzaに2-3で敗戦)、ファンの皆さんには本当に申し訳なく思っています。
すぐにでも立ち直れるように、ジムに戻って頑張ります」

ユアントレーナ

「Monzaは素晴らしい試合をしてくれました。差がついたのは、レセプションとアタックだと思います。3セット目を除いて、我々は本当の意味で試合に参加することができませんでした。
私たちは(押されている状況でも)抵抗することができず、緊張してしまい、精神的にも落ちてしまいました。これは絶対に許されないことです。
シーズンは始まったばかりです。『集中』を合言葉にして練習に取り組みます」

Perugia(準決勝でTrentinoに敗戦)

グルビッチ監督

「トレントはより良いバレーボールをしていたので、勝って当然だと思います。私たちは、相手をレセプションで苦しめた場面での得点の取り方が欠けていました。数少ないチャンスを活かす方法がわからなかった。
第3セットでは、これまで試したことのない布陣(OPにアンダーソンを入れて、OHをプロトニツキ-レオン対角とした)を入れてセットを変えようとしましたが、最終的にミスしたボールのいくつかは練習不足が原因でした。
いい教訓になりました。やるべきことがありますし、時間もあるでしょう。トレーニングではうまくいっているのだから、試合でも同じようにやらなければなりません」

レオン(キャプテン)

「何が足りなかったのか?自分で言うのもなんですが、改善の余地がたくさんあることは確かです。私たちが望んでいた試合ではありませんでした。
今シーズンはあと3つのトロフィーがあるので(リーグ、Coppa Italia、CL)、それを目指して頑張ります。今はジムに戻ってとにかく練習あるのみです」


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