北海道旅行記：初冬の根室地方へ（4日目後半：風蓮湖に寄り道⇒ラーメン）

2022年12月24日 18:58

旅4日目後半（2022年12月8日）

別海町交流館ぷらとで、昼食を食べたところから。

午後は特にやることは考えておらず、13時のバスで中標津に戻ろうか、それとも16時過ぎのバスにしようか、悩んでいた。

別海町の中心部はある程度見てしまったから、16時のバスまで過ごすには少し退屈だ。

ただ、13時のバスで中標津に帰ってしまうのも、早すぎるような気がする。

そう思いながらGoogleマップでバスの時刻表を見ていると、13時57分に根室行きの中標津空港線バスがあることが分かった。

そのバスが停車するバス停を確認すると、「道の駅スワン44ねむろ」というところにも停まるらしい。

ここは、一度も行ったことがない道の駅だ。ここに行けば根室市のカントリーサインマグネットも買えるだろう。

13時57分のバスで一旦根室の道の駅まで行き、それから約50分後に来る中標津空港行きのバスで帰ることにした。

バスまでは少し時間があるから、別海町図書館で少し暇をつぶす。
図書館は広く立派で、閲覧席もたくさんあって過ごしやすい場所だった。

「別海町交流館ぷらと前」から、根室行きバスに乗車。
運転手さんが降りる場所を聞いてきたので、根室の道の駅で降りたいと言っておいた。

40分少々で、「道の駅スワン44ねむろ」に到着。
バス停には、「白鳥台センター」と書かれているが、今はこの名称では呼ばれていない。

道の駅の目の前には、風蓮湖が広がる。
風蓮湖にはしばしば白鳥（スワン）が舞い降りるらしく、国道44号に面しているため、「スワン44ねむろ」という名が付いている。

道の駅は、根室市の中心市街地からやや離れた場所にあり、JR根室本線からも離れている。
公共交通でここまで来るなら、バスを使う他ないだろう。

クリスマスが近いということもあり、道の駅の中には、ツリーが飾られていた。
風蓮湖を間近から眺められる構造になっており、ライブカメラのようなものも設置されている。
この時は営業していなかったが、飲食店もあるらしい。

とりあえず、売店で根室市のカントリーサインマグネットを買う。

風蓮湖は、別海町と根室市に跨った場所にある。
白鳥はいなかったが、景色は良かった。

風蓮湖は、ラムサール条約にも登録されている。

北海道内では、この他にクッチャロ湖（浜頓別町）や、霧多布湿原（浜中町）、阿寒湖（釧路市）、ウトナイ湖（苫小牧市）、大沼（七飯町）などがラムサール条約の登録地である。

苫小牧市のウトナイ湖近くにも道の駅があるから、一度は行ってみたいと思うのだが、駅からは遠いしバスも少なそうなので、どうやって行こうか検討中だ。

道の駅にあった、根室半島の地図。
今回の旅では、根室市に行く予定はなかったのだが、ひょんなことから行くことになった。
前回（6月）、鉄道で根室に来たときははるばる来た感じがしたが、飛行機を使えば思ったより楽に行けることも分かった。

そろそろ帰りのバスが来る時間なので、道の駅から出る。

夕暮れが近づいてきた。風蓮湖に沈む夕日を見たかったのだが、ちょうどバスが来る時間と被ってしまうため、見られず。

帰りのバス（中標津空港行き）は、2～3人ほどの乗客が乗っていた。
夜行バスなどで使われる、3列シートのバスだった。

途中、別海町交流館ぷらと前で2人増え、最終的には5～6人となった。

16時50分頃、中標津ターミナルに到着。
道の駅スワン44ねむろからは、1時間20分近くかかった。

バスターミナル内にある、中標津空港ビル市内営業所。
暗闇の中、クリスマスツリーだけが光り輝いていた。

バスターミナル近くにある「中標津町総合文化会館」に行ってみる。
ここには、中標津町の図書館が入っている。

根室地方2番目の規模の自治体ということもあり、図書館は立派だった。

ホテルがバスターミナルから近ければ、セコマかスーパーで適当に夕飯を買い、歩いて戻ることもできたのだが、

バスターミナルからホテルまでは徒歩30分もかかるため、帰りはバスを利用せざるを得ない。

しかし、帰りのバスは18時20分までないので、夕飯は外食にすることにした。

バスターミナルのすぐ近くにある、「ラーメンあら陣」で夕飯をいただく。

「なかしべつラーメン（味噌）」と、半チャーハンを注文した。
麺は細麵にした。

私は普段、あまりラーメンを食べないのだが、この「なかしべつラーメン」はとても美味しかった。

一切飽きることなく食べ進めることができ、スープも全て飲み干してしまった。

店内の雰囲気も良く、隣の席とのしきりもあって一人でも食べやすかった。

夕飯を食べた後は、18時20分発の羅臼行きバスに乗り、ホテル最寄りの「西19線」へ向かった。

今日はこれで終了。
明日は、旅行最終日となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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