車いすを押すと海外旅行

車いすを押すと世界の見え方が変わる。
いつも過ごしている札幌が、海外旅行みたいになった。

昨日はバイトで、車いすの方を押して
病院から札幌駅まで地下鉄を使って移動した。

いつもは気にかけなかった段差に阻まれる。
歩道と車道の間の段差、地下鉄とホームとの段差…

道路と点字ブロックに溝があってそこにタイヤがハマってしまったこともあった。

札幌駅～すすきの辺りは観光の為に整備されているが、西区は道路がガタガタ
しかし西18丁目辺りは医療、介護施設が多く、車いす利用者が多く通る。

ヨドバシカメラでトイレに行こうと思ったが、1階にはトイレがなく、エレベーターを待った。なかなか来ない。
歩ける人は階段やエスカレーターを使ってくれよ！とムカついた。

でも街を歩いていると車いすに気付いて避けてくれる人が多い。
人として当たり前の行動かもしれないが、やはりありがたい。

車いすで生きていくのは大変だ。
日本はかなり整備されている方だとも思った。
車いすの人の為にスロープがあったり、エレベーターがあることが多い。
それでも探すのが大変だが、海外に比べたら全然多いなと感じた。