三九郎で一年の健康を願う
今日は三九郎に出かけてきました。
三九郎とは縁起物やお正月のお飾りを
集めて焼く小正月の火祭りのこと。
無病息災や五穀豊穣を願うお祭りです。
もとは宮中行事だったようですが
今では同じような行事が
日本各地で行われています。
呼び方は地域によって様々ですが
一般的に広く浸透しているのは
どんど焼き、でしょうか?
三九郎と呼ぶのは長野県内でも
中信地方だけらしいです。
どうして三九郎と呼ばれるのかは
諸説あってはっきりしていないとか。
本来は1月14日か15日に行われるものですが
現在は1月の2週目の土日に開催する所が
多くなっているみたいです。
御守りやおみくじ、お正月の飾りを
持って行き三九郎で燃やしてもらいます。
5mはありそうな かなり大きな三九郎。
松飾りとだるまが目立っています。
わが家もそっとお飾りたちを
置かせてもらいました。
点火されるとあっという間に
燃え上がっていきます。
離れていても熱を感じるほど。
こうしてお飾りに宿った歳神さまを
燃え上がる炎と立ち上る煙に乗せて
空へとお送りするのだそう。
炎のパチパチという音の他
だるまが爆ぜる ぱあん!
という音が時々響きます。
その音を聞いているだけでも
厄が祓われていくような気分。
火は怖いものでもあるけれど
神聖さも感じました。
ほんの30分弱で大きかった三九郎が
ここまで小さくなりました。
この後消防団の方々が燠火くらいの
大きさに炎を調整してくれます。
そこで繭玉(を模したお団子)を
柳の枝にさしたものをあぶって食べると
その年は病気にならない、虫歯にならない
などと言われているそうです。
周りには繭玉を持って今か今かと
待ち構えている子たちがいて
微笑ましかったです。
寒かったのでそこまで待たずに
帰ってきてしまいましたが
来年は繭玉もやってみたいな。
マシュマロやするめも用意しておく
用意周到な人もいるらしいですよ😂
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色々とままならないことも多い状況ですが
健康に感謝して今年も過ごしたいと思います
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