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#4|鎌倉|閻魔様の個別カウンセリングを受けてきた話

印象深いお寺・Best3に入りました。

鶴岡八幡宮から北西徒歩約10分の場所にある円応寺。閻魔様がいるお寺ってみなさんご存知でしたか?「嘘をついたら閻魔様に舌を抜かれるよ!」の閻魔様です。

【円応寺】
建長二年(1250年)に建立された閻魔大王を本尊とするお寺。運慶によって造られた本尊の閻魔大王座像は、国の重要文化財に指定されています。閻魔様の周りには、冥界で地獄の審判を担う「十王」も祀られています。

閻魔様へと続く階段
こっち見てる。も、申し訳ございません!

境内へ一歩踏み入れると、まるで懺悔室のような静けさと威圧感。閻魔様を囲むように座る十王像が一瞬で「グワッ!!!」って見定めてくる感じです。怖いです。

境内は、初七日から七日ごとに審判を行う王様達が順番に配置されています。生前に罪を犯した者は、化け猫に体を引き裂かれたり大蛇に縛り挙げられて骨を砕かれたり、、、それ相応の罰を受けます。書いているだけでも怖いです。


①秦広応(初七日):殺生の罪を問いただす王。
②初江王(十四日目):生前に犯した盗みの罪を問う王。
③宋帝王(二十一日目):邪婬の罪を問いただす王。
④五官王(二十八日目):身体と口で犯す罪を問いただす王。
⑤閻魔大王(三十五日目):天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六道のどこに生まれ変わるか審判を下す王。
⑥変成王(四十二日目):六道の具体的な条件や内容を決める王。
⑦泰山王(四十九日目):両舌の罪を問いただす王。
⑧平等王(百か日):遺族の貧欲の罪を戒める王。
⑨都市王(一周忌):生前の罪が重い者を地獄に落とす。
⑩五堂転輪王(三回忌):天上に行った者でも悪事を働けば地獄に落とす。


そして、閻魔様の説明を読んだ時に少し胸がちくんと痛みました。

亡者を裁くことも罪であり、閻魔大王も1日3回、熱で溶かされた銅を飲まされ熱さで内臓が焼かれる苦しみに耐えている。そのため、閻魔大王は現世に生きる者が悪さをしないように願っている。

記憶が少し曖昧な部分もありますが、このようなことが書かれていました。「冥界ってめっちゃブラック体質じゃん」と思ったのは一旦置いといて。自分の知らない所で誰かを間接的に傷つけることに改めて気づかされたわけです。

自分に余裕が無いと「自分が良ければ、他人のことなんて別にいいや」って適当なことしてたかも。そんな心無い自分の言動で、誰かを辛い気持ちにさせてたんじゃないかな。

「余裕が無い時こそ、自分の言動を顧みるように!」って、やさぐれてた自分を諭してくれた気がする。入った時には怒って見えた閻魔大王の顔が、帰るときには喝を入れてるように見えました。(; ・`д・´)

そして、午前中の早い時間ということもあって境内には私1人。「カウンセリング受けた気分~(*´▽`*)」とHP20回復。

さてさて、まだまだ時間はある!次はどこに行こう♪
続きは追って('ω')ノ

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