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3月に富良野でワーケーションしてみた

ワーケーションとはwork とvacationからなる造語で、普段とは違う場所でテレワークしながら、余暇も楽しむこと。コロナの影響で、社員全員がテレワークになって数年が経ち、ひとりでワーケーションしたことは何回かありました。しかし今回、初めて、社内有志が企画するワーケーションに参加してみました。ソロワーケーションと何が違うのかも含め考察したいと思います。

狙いはスキーと花粉からの逃避

社内のコミュニケーションツールで募集のアナウンスがあったのは半年以上前でした。ちょうどその前の4月に富良野に行ったものの雪はもう無く滑らずに帰ったことが頭に残っていたのか、ちょっとしたリベンジの気分で申し込みました。また催行予定の3月は花粉症がひどい時期でもあるので、数日でも花粉が無い場所で過ごせることも大きな魅力でした。

一方で、今回は富良野を知るためにウッドバーニング(木を焦がして作るアート)の参加が必須だったり、任意ではあるものの懇親会などもありました。あまり団体行動が得意では無いので、不安で気が重かったのも事実でした。ただ他の企画を見るともっとガチガチにスケジュールが決まっている場合もあるようで、こちらは比較的緩い様子。ここが一番低いハードル、と思い日々を過ごしました。

行ってみると

スキーは最高のコンディション

初日はwork中心、2日目は有休を取り終日スキーを楽しみました。8:30からリフト券を買い、早速富良野のゲレンデを1本滑ってみると予想以上の快適さ。気温が低いからかしばらく降ってないのに、滑ると雪が舞うところもありました。ゴンドラが動き始めたのと同時に乗り込み、頂上を目指しました。降りてみると、快晴で遠く旭岳などの山々、雪が残る盆地、富良野の街並みがこれ以上ないほどにクリアに見渡せました。本州より広々した雄大な景色が印象的でした。

午後は広々とした北の峰から新プリンスのある富良野ゲレンデに移動。こっちも非常に良い!斜度が良い!社内の人と滑ったのも楽しかったことの一つです。みんな、すごい飛ばす…なんだかんだ16:30まで丸一日楽しみました。

いつも通り仕事できる環境

初日はwork中心でした。宿泊したホテル ナトゥールヴァルト富良野には、2階に仕事できるオープンスペースと個室もありました。オンラインの会議に入るといつもとあまり変わりません。オンライン中心になって3年が過ぎ、どこでも仕事できることは本当にありがたいことです。欲を言えばモニターとか、コンセントも複数あると助かるなと思いました。

ワーケーションの効果ってなんだ?

  • やる気になる:様々な人と話し、考え方に刺激を受けて行動したいという気分になる

  • 生産性が上がる:オフタイムを楽しむためにいつもより効率的になり生産性が上がる

  • 視野が広くなる:必須参加のウッドバーニングは、背景に環境問題がありストーリー性があった。仕事では得られない体験ができる

ワーケーションのデメリットってなんだ?

  • できる人は限定的かも:職場(顧客含む)の理解、家族の理解、経済的余裕、業務との親和性の4つを全部クリアする必要がある。

  • 良さを理解しづらい:体験したことがなかったり、考え方が固い人には遊んでいるように見えるかもしれない。一方で完全に休みにした方が楽しめる、という考え方もある。

まとめると

富良野も外人向けを意識した宿やサービスが増えてきました。2-3年でガラリと変わるのだろうか。今回はBromptonは無しです。

基本情報

  • 日程:2024年3月 3泊

  • 宿泊先: ホテル ナトゥールヴァルト富良野(ワークスペースあり)

  • アクセス:旭川空港からラベンダー号(バス)

  • 他:スキー用具は往復スキー宅急便利用

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