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パンプローナ散歩

スペインのパンプローナの空青し。「牛追い祭り」のことは知っていたし、「陽はまた昇る」というタイトルのインパクトにも脱帽するけれど、これらがパンプローナの地と結びついたのは、訪れることになって行き方を調べている最中というね。それにしても「牛追い祭り」は、どちらかというと牛に追われている印象がある。

大聖堂を見学していくと奥まった小さな礼拝堂でお経(というの?)が流れていて、ひとりぽつんと、神聖な気分になる。なんとなく近づきやすい雰囲気の小さなイエス・キリストの像を前に、宗教っていうのは神様、仏様、キリスト様の力というより、大切な人のために何かをどうしてもどうにかしたい人間の祈りのパワーの集まりなんだなと、腑に落ちた。勝手な解釈ですけど。

すっかり心も洗われ、雨上がりの石畳の美しさを捉えるためにしゃがむ身軽さで、ほどほどに散歩。「飯がおいしいよ」と教えてもらったのを真に受けてなのか、パンプローナのバルでカツカレーを注文してしまう大和魂。

次回はどこか、以前に訪れたところから紹介していきますね。
旅シリーズ、続くかな。


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