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ドイツ発:キッズサッカー10の黄金ルール|リビングルームで実戦 その2
コロナ禍の自宅待機で時間をもてあましているコーチのための、DFBアカデミーからの宿題、第2回です。キッズサッカー10の黄金ルールの1~10が日替わりでお題となり、家でできる練習メニューにつなげていきます。(前置き記事はこちら↓)
黄金ルール2:簡単なルール、軽量ボール、こどもに合ったピッチのサイズを用意する
日本でコーチをしていたときに習った「子どもは“小さな大人“ ではありません」のフレーズはいつも頭に置くようにしていますが、黄金ルール2はこの言い換えだと思います。
例えば3対3、小さいピッチの4ゴールゲーム
DFBは3対3の4ゴールゲームをU7~U9/10のカテゴリーに推奨しています。FUNiño(フニーニョ)の名前でご存知の方も多いかもしれません。この話は長くなりそうなので、また今度にしますが、黄金ルール2にうたわれているので、ピッチの大きさだけ出しておきますね。最初は「意外と大きいのね」と思ったピッチですが、やってみると熱いサイズです。(参照:https://www.dfb.de/trainer/f-juniorin/artikel/spielintelligenz-durch-funino-entwickeln-132/)
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軽量のボール
私は小学校4年生でサッカーを始めましたが、「両親が偶然、軽量のボールを買ってくれた」ことは、速攻でサッカーに熱中した理由のひとつだと思っています。当時は小枝のような足。でも、なぜか私のボールはよく飛んでくれて気持ちが良かった。そして、ときどき友達のボールを蹴らせてもらったときの、ずしんとした重たさはいまでも足が覚えています。いくら軽量でもボールは丸いので、真ん中にミートしたかどうかは、ボールがちゃんと教えてくれます。
『佐藤コーチ』
余談ですが、小学生の頃にときどき「特別コーチ」として練習に来てくれていた、薄水色アディダスジャージの『佐藤コーチ』はある日、私たちに「ちゃんと真ん中に当たったら痛くないぞ」と、裸足になって美しいインステップキックを見せてくれました。忘れられないなぁ。格好よかったなぁ。ああいうコーチになりたいと、いまでも憧れています。
自宅待機中の紙くずボール
さあ、宿題で出したビデオはこちらです。お題がさらに絞られて「軽量ボール」ということだったので、また紙くずボールを使いました。自宅待機の子どもたちは、ボールを蹴りたくてうずうずしているだろうなと思い、最初は風船を使おうかなとも思ったのですが、紙くずボールにミートしてちゃんと飛んでいく感覚はなかなかなものだったので。インステップ、インサイド、ももとのツータッチ。ボールを上のほうから落として当てるのは、空間認知の習得にもなります。他にも、壁に的を作って当てるなど、ゲーム性を追加しても面白いかな。誰かに投げてもらって、ボレーで返すこともできますね。外で練習できるようになったら、遊びでビブスを結って蹴ってみるというのを、最後に入れておきました。これも、しっかりミートしたら飛んでいくので。
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ちなみに、本当はカメラの前で喋りたくなかったのですが「伝える」手段として挑戦してみた次第です。それでは、次回は黄金ルール3の舞台裏を紹介しますね!
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