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坂口恭平さんは15年前ぐらいに読んでだな

学生の頃、友達の勧めか本屋で見つけたのかTOKYO0円ハウス0エン生活だ。思い返せばこの時にホームレスの人たちの生き方に興味を持ったのかもしれない。時を経て、現在Twitterでよく見る名前と認識して活動や水彩画を見てすごい人がいるもんだと調べて、著作も読んでみた。自分の知っている感情が書かれていてちょっと驚いた。最高にハッピーでなんでもできちゃう躁状態とかパートナーが理解者だとだいぶ生きやすいとか僕はこの人を目指せばよいのでは、未だに困らせてしまう僕のパートナーにフーちゃんの話がなにか響くのではと黙々と読む。そして気づく。あ!ダンボールハウスの人じゃん!文庫の表紙がめちゃくちゃ好きで、まだ20歳そこそこの僕は紆余曲折しながら、毎日を生きているけど彼はこんな生き方をして着地したのかと懐かしい友達にあったような気分だ。色々あったんだねと久々の友人に会うような気持ちにさせてくれる本に感謝した。そして書き続けてくれている坂口恭平さんに感謝した。僕もうまくいきられないかもしれないけど、畑や今の作る生活が僕を活かしてくれるんだと改めて思った。

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