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岩見沢郷土科学館プラネタリウム

2023年11月3日。しんしのつ天文台のオープニングイベントに行く前に、岩見沢市にある岩見沢郷土科学館プラネタリウムへ行ってきました。

建物外観、外に謎の石像が。。。
雪の結晶をイメージさせる正面
これも雪の結晶をイメージさせます

2023年はドイツのカール・ツァイス社が近代的な光学式プラネタリウムを開発してちょうど100年になるのを記念して様々な事業が行われていますが、私がお世話になっている札幌市青少年科学館は建物の長寿命化及び展示物リニューアル工事のため、2024年春まで休館中。。。
そんなわけで今年プラネタリウムに行くのはこれで2回目だったりするのです。

岩見沢郷土科学館は1992年に開館し、プラネタリウム投影機はコニカミノルタのMS-10(N)ATになります(ドーム直径は12m)
サッポロスターライトドーム製の全天周映像装置も導入されており、ドーム全体に広がる迫力のある映像を楽しむこともできます。
そうかと思えば、正面に真四角で投影されるプロジェクターでの古さを感じさせる映像もあり、長く愛されているプラネタリウムであることがよくわかります。
※MS-10 は、(N)が付くとニューコンソール仕様のようです。ATは分かりませんでした。。。

MS-10本体、手前が全天周映像プロジェクター
コンソール、古さと新しさが混在しています
プラネタリウムの外側を一周することができ、いろいろな写真が飾ってありました

この日は「文化の日」ということもあり、入館料は無料!
そのせいか、入っていたお客さんは50人ぐらいでしょうか。半分近く座っていたようです。

プラネタリウムは光学式を使っての生解説と、全天周を使ってのオート番組
それに真正面に投影される懐かしさを感じるアニメーションの3構成
なかなかの盛りだくさんでした

コンソール側から見た本体、本体に書かれたMS-10がかっこいい
銘板、こんなの撮る人いないってw

投影後に少しお話をさせたもらったのですが、恒星球はLED化しておらず電球タイプのままとのこと
一部プログラムはいまだに5インチフロッピーに書かれているそうで、ある意味LED化よりもそちらの方が急務とのことでした
それでもシステムの更新にはお金がかかるそうで、なかなか難しいとのことでした

科学館内も古さは感じますが子供たちが科学を学ぶ展示物や郷土を知る生活道具、鉄道機器や化石や石器などもあり、科学館と博物館を足したような施設です。
市街地から少し離れていますが、ぜひ行ってみてください。

ここが真っ白になるのももうすぐです


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さんたさん@北の大地の天文指導員
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