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今更だけどブイズ紹介と個人的感想(前編)

はじめに

こんにちは、TRAPです。今回は遅ばせながら公開されているブイズカードたちを個人的感想とともに紹介したいと思います。ブイズは種類が多いため、2回に分けて紹介していきたいと思います。あくまで個人的な評価であり、また、使用感もまだ不明なので100%正確ではないですがご了承ください。

この記事を読んでくださったポケカ初心者の方へ
この記事は主に中級者をターゲットとし、ブイズだけに焦点を当てて書いているため、既存のカードについては効果等の説明無しで出てきます。そういったカードはおそらく効果がわからないとは思いますが、その場合はご自分で調べていただきますよう、お願いいたします。

ブースターV・VMAX

Vは溶接工を使うと「しゃくねつのはしら」で後攻1ターン目から120ダメージ+やけどの20ダメージを与えることができます。しかし、後攻1ターン目でこれを決めたとしてもこの火力インフレ環境では普通に返しのターンで倒されると思います。そうなってくると後続も立てて尚且つ後続用の溶接工がまた必要になるので、要求値が高くあんまり良い戦い方ではないかもしれません。上の技は何もやることのないターンくらいにしか使わないので省略します。
VMAXはいわゆるロマン砲というやつです。すでに様々な方が構築を上げていますが、「高火力を出すには要求値が高いし、安定させると逆に火力が出しづらい」という印象です。上級者プレイヤーが使うなら勝てたりはすると思いますが、ブイズきっかけで始めた初心者や中級者が使っても「火力特化型はプレイングが難しく、安定型はイマイチ勝ちきれない」となる気がします。ただ、どうしてもブースターで戦いたいという方は挑戦してみてもいいかもしれません。

シャワーズV・VMAX

Vは正直微妙です。「スプラッシュジャンプ」は連撃ポケモンなので連撃エネルギーとあと1エネの実質2エネで技を打てて、メロンを使えば後攻1ターン目からダメージを与えつつ後ろに下がり、ほぼ安全に進化まで繋げることが出来ます。しかし、返しのターンで前に出したポケモンが倒されてしまったり、次の自分のターンで前に出したポケモンが下げられないといったこともあるのでそれを考慮しなければならないし、そもそもそれを実現するには連撃エネルギー+メロン+トラッシュに水エネルギーを揃えないといけないので結構厳しそうなのが微妙なポイントです。上の技は書いてある通りなので省略。
VMAXもこれまた微妙です。「バブルポッド」で呼び出すポケモンは進化ポケモンでもokなので使い方によっては良いかもしれませんが、これを使っている暇が今の環境にあるのかと言われると正直無いです。また、「ダイゲキリュウ」はV時のスプラッシュジャンプと組み合わせると大体のTAG TEAMは倒せますが、大きなお守りがつくと若干打点が足りなかったり、VMAXはダイゲキリュウ2回でも落ちないことがほとんどであると考えると構築段階で工夫が必要なのがめんどくさいです。ただ、どうしてもシャワーズで戦いたいという方は上手い使い方を見つけてみてください。

サンダースV・VMAX

Vは...まぁ、うん、頑張れ。
VMAXは2エネでベンチにも100ダメージと割と良いダメージを与えてくれますが、環境には連撃ウーラオスという大手ベンチ狙撃ポケモンがいて、その対策でほとんどのデッキに特性「ベンチバリア」のミュウが採用されることが多くなっています。サンダースVMAXはそのついでに対策されてしまうので今の環境で暴れられるかと言われると厳しいと思います。また、hpも300と他のVMAXより耐久が低いのも懸念点です。一応、逃げエネ0と決まれば2エネ合計200ダメージという利点がありますが、それを差し引いても足りないくらいに欠点が大きいです。某Dのうらさんが対戦動画で強いといっていましたが、あれはあくまでミュウが採用されないムゲンダイナデッキが相手であることと、Dのうらさんのプレイングが上手いだけであって、誰でも誰相手でも強いわけではないです。なので、使いたければ素直にミュウがスタン落ちするまで待った方がいいと思います。ただ、どうしてもサンダースで戦いたいという方はその逆境を跳ね除ける覚悟を持って使ってみてください。

エレメンタルバッジ

上記ではあくまでそのカード単体でどういった戦い方をするかという話をしてきましたが、ブースター、シャワーズ、サンダースには専用道具「エレメンタルバッジ」があります。これをつけると技に必要な無色エネルギー1個分少なくなります。これよって上記で挙げた技へのアプローチ等より要求値が低くなりますが、ツールスクラッパーやツールジャマーが採用されることが多い現在では、これに頼りきることが出来ないため、デッキを組む上では必須パーツですが実際の対戦で使う際には注意が必要です。

エーフィV・VMAX

Vは1エネで「しねんのだんがん」が使えて、Vポケモンに対してどこにでも60ダメージ飛ばせるのが割と偉かったりします。細かい打点調整が早い段階で出来るのは優秀だと思います。ただ、使う際にはベンチバリアミュウに気をつけてください。下の技は「3エネで120ダメージのみかぁ...物足りないなぁ」と思うくらいで特に言うことは無いので省略します。
VMAXは特性「たいようのけいじ」が場所に限らず発動するのが良いポイントだと思います。ただ、今の環境にポケモンに対して技の効果を使って戦ってくるポケモンがそんなにいないため、よく使うかと言われるとそうでもないです。そして、なんといっても頂への雪見1枚で使えなくなるので、また、技も完全に相手依存で、少ないエネルギーで技を使える白馬バドレックスVMAX等には良いダメージが期待できないため使いづらく、特性のことも相まってエーフィがメインでデッキに組むことはかなり難しいです。かといって、特性を使うためにサポートとして他のポケモンのデッキにいれようと思っても、多分枠が足らず、採用を見送る羽目になると思います。ただ、どうしてもエーフィで戦いたいという方はこのカードと相性補完が取れる良き相棒を探してみてください。

後編へ

今回は前編ということでこれらのカードを紹介してきました。私はブイズは別に特段好きというわけでは無いので贔屓無しのガチ評価をさせていただきましたが、ブイズが好きだよという方はこの評価を参考程度に頭にいれるくらいで、自分の好きなブイズカードで戦っていただければなと思います。それでは後編でまた会いましょう。
TRAPでした〜


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