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統合って何だろう

「統合ワーク」とか、よく聞く言葉です。意味分かりますか? 私はスピリチュアルな文脈での「統合」の意味がずっと分からずにいました。

Integration (統合)

スピリチュアルな活動をしている人は、日本人も、英語圏の人たちも、みんなこの言葉を使います。

融合、合体、一体化、団結など、似たような意味の言葉がいろいろあるのに、どうして「統合」なんだろう? ずっと不思議に思っていました。

ウェンディ・ケネディさんがチャネリングするプレアデスの集合意識体が、とても分かりやすい考え方を示してくれました。

過去生や未来生でやった事は、今 展開しています。
“今”を変えれば他の人生も変わります。
“今”を統合すればいいのです。
“統合する”とは“批判をやめること”です。
批判をやめることで他の人生が癒やされます。
今のあなたの情報が他のあなたへと送られ、新たなプログラムを機動する機会を与えます。

『インタビュー・ウィズ・ED 次元外生命体との対話』
シーズン1 エピソード2

「"今"を変えれば未来だけでなく過去も変わる」と、バシャールをはじめ、いろんなETや意識体が同じ事を言っています。それについては、またいつか書こうと思います。

「統合する」とは「批判をやめること」。

私自身の経験から具体例を考えてみました。

2001年にジョージ・W・ブッシュが大統領になった時、絶望感を覚えました。こんなヤツを応援し、投票する人がいるなんて、と思いました。2期目に再当選した時は信じられませんでした。あんなにメチャクチャやったあとで、まだ応援する人がいるなんて。友達、同僚、親戚など、周りにいる人の99%が同じ感情を抱いていました。みんながブッシュ大統領と、彼を応援する人のことを批判しまくっていました。

2009年にオバマが大統領になり、世の中がパーっと明るくなった気分でした。ああよかった~という気持ちで、彼が大統領を務めた8年間は心が穏やかでした。

そして2017年、トランプ対ヒラリーの大騒ぎが始まりました。この頃の私は「統合」って何だろう? と考え始めていたので、ブッシュ大統領の時とは違う心持ちで、観察者として一歩うしろに下がって世の中の大騒ぎを見ていました。

反トランプ派、反ヒラリー派、どちらも同じ土俵に乗って、同じレベルの醜い戦いをしていました。互いを憎み、罵り、バカにし、差別し。世の中が二分化され、二極化が激しくなりました。周りの人に「人々はなぜトランプを支持するんだと思う?」と聞くと、「あいつらはバカだからだ」という答え。議論になりません。

そうしてトランプが当選した時、周りの人たちはブッシュ大統領の時のように絶望していました。でも今回は大騒ぎのあとで疲れを感じているようにも見えました。私は、しみじみ考えていました。トランプ極の人たちの世の中は今、パーっと明るくなったのだ。対極のヒラリー極にいると想像もつかないことだけど、アメリカの半分が、これからの4年間にワクワクしているんだ。同じ国に住んでいながら、2つの全く別の現実が同時に展開している。おもしろいなあ。

自分をイラ立たせる何かがある時、それは自分の中にある「統合が必要な部分」なんだそうです。

この意味を考える時、トランプ大統領の例はとっても分かりやすい。トランプ大統領に対して私がイラ立ちを感じるポイントを考えてみました。ナルシシスト。自分のことしか考えてない。人のことを考えてるフリしてるだけ。

これらの要素は、他でもない私自身の中にあるからこそ気になるということなんですね。では、どうしたらいいのか。

Love and accept.
愛し、受け入れる。

これはジョージア・ジーンさんがチャネリングするサークル・オブ・ライト(光の輪)という集合意識体が教えてくれたメッセージです。

(↑これから翻訳します!)

私の中にあるナルシシズムを批判するのをやめて、愛し、受け入れる。これが統合ということだと、今のところ私はそう理解しています。時には「批判している自分を批判している自分」に気づきます。そうしたら「また批判しちゃった。てへ」と、批判しちゃった自分を愛し、受け入れます。

言うは易く行うは難し。
この先も統合を続けていけるかな。

読んでくれてありがとう😊

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